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今年読んだ本と女子はなぜBLに惹かれるのか

今年8月、
「日出づる処の天子」(山岸涼子)
で盛大にときめいて、
読了後も余韻で熱がなかなか冷めませんでした〜。


切なくて胸を痛めながらも
ドキドキときめく。

そう!ほのかなBLに、
今年はやられました。


もともと美形好き。
綺麗な男の人が恋する姿にときめきます♪

少女漫画も好きだけど、キュン度は別格。


その後読んだのは、

三浦しをん「月魚」

こちらもほのかなBL。
過去にも読みましたが
火がついて再読。

友情と愛情のはざまをさまよう
2人が何とも
愛しく、切なく、魅惑的。

三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」

友情なのか愛情なのか。
ギリギリのところが
たまりません。

というか、普通に読んだら、
普通の小説なんですが、
熱に浮かされた私は、
「そうであって欲しい」読みを
して、勝手にときめいてました。


原作は読んだのでコミカライズで。
ビジュアルが素晴らしい。


人と人との間にある「情」を書くのが上手い
三浦しをんの作品に魅せられてました。


なぜBLに惹かれるか



BL好きの三浦しをんによるBL好き女子に送る
エッセイ集。

ボーイズラブとは

「女性の女性による女性のための創造物」

男女では表現しきれない愛や性、生、
人の本質的な部分を
あえて男同士の恋愛を描くことによって追求する。

そんな目的があったんですね。

友情と愛情の境界。
ここが曖昧なものが多い。

これこそが
女性が求める理想的な人間関係。

友人みたいな恋人。
友人だけど愛もある。

この爽やかな関係性と
片想い的な切なさ。

ここが女性心理のツボとなるのです。

ときめきの理由

なぜこれほどにときめくのか?

恋愛小説を読むとき、
女性は女性主人公に感情移入して読みます。

でも一方で、
女性は女性を見る目が非常に厳しい。
同化しながらもクールな視点で読みます。

そこに主人公の友達や同僚、恋のライバルなども
絡んでくる。みんな女!

かなりざわざわした気持ちを抱きながら、
読んでます。

だけど

BLは全て男!

主人公も片思いの相手や恋人。
ライバルも友人も。

余計な感情を波立たせることなく、
「男が恋する姿」
だけを堪能できます。
しかも美形が。

恋の切なさ、嫉妬までも!
本質の感情だけが、
ダイレクトに心に響くのです。

なるほど〜、わかりました!
この止まらない
ときめきの理由が!!


おまけ・実写版

以前は海外ドラマでも
どっぷりハマってました。

日本では、ボーイズラブというジャンルに分けられた
扱いですが、

海外のドラマでは、
主人公カップルの脇で、
ゲイカップルの恋も並列で描かれてます。

男臭いタイプ&美形というカップルが多くて、
実際ゲイである俳優さんが演じておられることも。

憂いを含んだ優しい眼差し。でも鋭さもあって、
尖った心、闇を抱えた影のある雰囲気。

美しさの中にある影!
実写版で私はここに惹かれます。
様々な苦悩に耐え抜いた強さ。

弱者である女子への理解も深く、
女子との友情関係も濃いのです。
これがまたいいんだなぁ。私のツボ。


★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*――

もちろん他の本も
読んでるけど、

今年は、ほのかな(ここ大事ね!)
BL熱に浮かされた年でした。

寒くなってきたので、
更にハマって、

キュンキュン、ドキドキしながら
あったかい愛で温もりたいと
思ってまーす。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。


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