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絵本で子育て

子育てしていたのは30代。
一応大人ではあるけれど人としてはまだ半人前だった私に、よく子どもを育てられたもんだ。

今思うと感心してしまう。

小さい子どもがいる生活だけで手一杯で、
イライラ、ガミガミしていた自分しか思い出せない。

愛情は届いていたのかなぁ。
今になると反省ばかり。

絵本の好きな私は毎日寝るまえに
子どもたちと一緒に絵本を楽しんでいた。

といってもほとんど
自分のために読んでいたのだけれど。

声に出して文を読むと、リズム感のよさや優しい言葉に
心が落ちつく。平らになる。

懺悔だらけの一日をリセットする時間が必要でしたから。

今、絵本を読み返していると、
私が言葉では伝えられなかったメッセージが
絵本のなかにはたくさんこめられているのに気づく。

物語を通して子どもたちには届いていたのかな。

やんちゃをしても失敗しても
最後は優しいお母さんにうけとめてもらえる。
おうちに帰ると温かいごはんとふかふかのおふとんがある。

これが子どもにとっては最高の幸せですよね。

「甘え」と「わがまま」を繰り返しながら、子どもは自立していく。と言われています。

「自分は愛される価値がある」やがて確信し、安心して一人で生きていく力をつかむのです。

甘えもわがままももっと広い心で受けとめてあげればよかったなぁ。ガミガミ言わずに。

今となっては、やっぱり反省しかないですね。

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お母さんに叱られ閉じ込められた部屋を出て、遠い島まで船に乗ってやってきたマックス。
島のかいじゅうたちとやりたい放題暴れていたけれど。ある日急に優しい誰かさんに会いたくなって。

帰ってきても部屋に置いてくれていた夕食は
「ほかほかと温かかった」

このラストが最高です。

子どもと一緒に心温まって眠りにつきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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