セロリとはっさくで自律神経を整える薬膳
気温が急に上がり、体に余分な熱がこもりやすくなります。のぼせやほてり、目の充血やかゆみ、イライラ、不眠などの不調が見られることも。
また4月から新しい環境に変わる方も多いでしょう。
早く慣れようと頑張りすぎると、交感神経が過度に働いてエネルギーを消耗します。
自律神経の司令塔である肝の負担をサポートし、気血を巡らせて心身を落ちつける食材が春はおすすめです。
セロリは、
*体にこもった熱を冷まし、炎症を抑える。
ほてり、のぼせ、肌荒れ、吹出物に。
*肝をサポートする。
自律神経の乱れによる心身の疲れを改善。
*香りが気を巡らせる。
気分の落ち込みやイライラ解消に。
セロリは葉っぱに気を巡らせる作用があります。
ツナと塩昆布とともにふりかけにしました。
本体は薄切りにしてサラダに入れたり、炒めものに入れたりします。葉っぱをとった後の茎はスープに。
刻んだはっさくをベースに、ドレッシングを作りました。
*はっさくは香りで気を巡らせ、肝をサポートします。
苦味はデトックスに。酸味は気分の落ち込みを改善。
はちみつの甘味をプラスすると、気分を穏やかにし、体の中も潤わせます。
*春菊も香りが気を巡らせ、自律神経に作用します。
イライラや不安感、焦りなど情緒の不安定を抑え、食欲がない時の胃腸の働きも改善します。
*トマトは体の中の潤いを補い、こもった熱を冷まします。興奮気味の心も落ち着けます。
今回は春菊と和えていますが、レタスや水菜、白菜など何にでも合う我が家の定番のサラダです。
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