大いなる支配(フィックスリテーナー)からの卒業

 ↑前回の日記にこのようなことを書きました。

 わたしは今日ついに歯医者へ行きました!

 きっと、「『!』マークまでつけて報告するほどのことか?」と思った方もいることでしょう。

 わたしもそう思います。

 しかしながら、歯列矯正に約4年、フィックスリテーナーによる保定に約4年をかけてきて、なんと計8年もの間、「口の中にワイヤーがある生活」を続けてきたわたしにとって、今日は記念すべき日なのであります。

 なお、フィックスリテーナーに関して、わたしは前回の日記に「3年半つけている」と書いたのですが、誤りでした。

 今日歯科医にカルテを確認してもらったら、わたしは2019年1月からフィックスリテーナーをつけていたそうです。

 わざとではなく何の悪意も無く単にわたしが年数をうっかり数え間違っていたのが誤報の原因です。

 訂正してお詫びします。

 さて、ドキドキしながら診察台に向かい、わたしは歯科医にこう相談しました。

 「あのー、先生、今回フィックスリテーナーの一部が外れたのも良い機会なので、いっそ全部取れませんか? フィックスリテーナーがついているところにはデンタルフロスを通せませんし、虫歯や口臭の原因にならないか心配なんです。ただ、後戻りが怖いので、取り外せるタイプのリテーナーを作っていただけたら嬉しいのですが…」

 と。

 すると歯科医は「うん、取っちゃいましょう」と即答!

 まさか即答とは!

 フィックスリテーナーはこの約4年間わたしの歯を後戻りから守ってくれた守護神とも言うべき存在なのですが、デンタルフロスをも通さぬ徹底ガードっぷりなので、わたしはこの約4年間フィックスリテーナーを外したくて外したくてたまらなかったのです。

 それがなんと今日本当に外れる!?

 歯科医は言いました、「4年の間、他のところでちゃんと定期的にクリーニングを受けていたようですし(※備考 わたしはあちこち引越しをしたので、元々歯列矯正でお世話になっていたこの歯医者に行くのは4年ぶりです)、口の中はかなり綺麗な状態です。後戻りを防ぐならフィックスリテーナーが一番確実性が高いのですが、G-darkさんは取り外せるタイプのリテーナーに替えても忘れたりサボったりせずにちゃんとつけそうですし、ご要望通りにしましょう」と。

 やったー!

 ありがとう先生!

 フィックスリテーナーをつけている年数のことはうっかり忘れましたけど、安心してください、リテーナーをつけることそのものは忘れませんよ!

 …たぶん。(小声)

 また、歯科医はこうも言いました。

 「取り外せるタイプのリテーナーには、入れ歯っぽい見た目のものと、マウスピースとがあります。前者の方が丈夫なんですが、G-darkさんの場合マウスピースがおすすめです。長いことフィックスリテーナーをつけていて、歯がだいぶ安定している感じなので。寝る間だけマウスピースをつけて、しばらくそれで様子を見て、だんだんマウスピースをつける間隔をあけていって、マウスピースからもフェードアウトしていきましょう」

 と。

 フェードアウトという言葉がこんなにも素敵なものだとは思いませんでした!

 そしてあっという間にわたしの口の中からフィックスリテーナーが外されたではありませんか。

 なんということでしょう。

 ものすっっっごくスッキリ!!

 すっきり爽やかいい気分!!

 「何これ! わたしの口の中って実はこんなに広かったんか!! 口の中にワイヤーが無いってこんなに快適なのか!!」

 と、我が世界観に謎のイノベーションが起きました!!

 さらばフィックスリテーナー。

 ありがとうフィックスリテーナー。

 早速歯と歯の間にデンタルフロスを通してみたら、ちゃんと通りました!

 こんにちはデンタルフロス。

 お久しぶりデンタルフロス。


G-dark は マウスピース を てにいれた!
 アイテム は そうびしないと いみがないぞ
マウスピース を そうびしますか?
→はい
  いいえ


 というわけで本日マウスピースを作ってもらいました!

 フィックスリテーナーと別れを告げた今、マウスピースがわたしの新たな相棒です。

 わたしは出来立てほやほやのマウスピースを上下の歯にはめて、この日記を書いています。

 …歯科医は「寝る時だけでいい」と言ったのですが、無防備な状態だとなんだか落ち着かなくて…。

 かれこれ計8年もの間、口の中にワイヤーがある暮らしを続けてきたので、なんだかワイヤーが無いと口の中がスースーするというか、妙に落ち着かなくて…。

 ワイヤーとマウスピースはまた違う感覚なので、これもまた慣れるのに時間がかかりそうですが…。

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