おお、リテーナーよ、外れてしまうとは何事だ!

 今朝、わたしがシャカシャカと歯磨きをしていた時。

 事件が起こりました。

 口の中からパキッ!という音が聴こえたのです。

 空耳かと思いきや、何やら歯茎に違和感が…。

 恐る恐る口の中を鏡越しに覗き込んでみると…、なんとフィックスリテーナーの一部が外れているではありませんか!

 わたしは社会人になってからコツコツお金を貯めて、約4年かけて歯列矯正を行い(ちなみに上下とも「裏側矯正」をしていました。「舌側矯正」とも呼ばれるものです)、その後はフィックスリテーナーを約3年半もの間ずっと着け続けてきました。

 今回、フィックスリテーナーの接着剤部分が劣化&歯磨きの摩擦によってパキッ!と取れてしまったようです。

 おお、リテーナーよ、外れてしまうとは何事だ!

 ちなみに、「フィックスリテーナー」というのは、歯列矯正が終わった人が付ける保定器具「リテーナー」の中でも固定式の物のこと。

 取り外し式のリテーナーとは違い、24時間365日着けっぱなしにしておくことで、歯の後戻りを防ぐというアイテムなのです。

 歯は常に動くもの。

 だから、リテーナーの装着をサボってしまうと、「せっかく高額なお金を払って長い年数もかけて歯列矯正をしたのに歯並びが元に戻ってしまった…!」ということになりかねないのです。

 なんて恐ろしい!

 歯科医の判断にもよりますが、リテーナーは可能な限りいつまでも着け続けるのが望ましいのです…って、今朝わたしのフィックスリテーナー、外れちゃいましたよ!

 なんてこった!

 しかも、フィックスリテーナーが外れたことによってワイヤー部分が浮き上がり、舌に突き刺さって痛いのなんの!

 フィックスリテーナーは歯の裏側に着いているため、喋る度にワイヤーが舌にズクシュッ!と刺さります。

 痛い痛い!

 なんの苦行だッ!!

 …というわけでわたしは早速、歯列矯正の時にお世話になった歯科医院に連絡しましたが…、予約がいっぱいなので来週しか診ていただけないとのこと。

 こういう時に活躍してくれるのはこのアイテムです。

 入れ歯安定剤の「クッションコレクト」。

 「歯科医院に行けば保護用ワックスをくれるけれど、それまで痛みを我慢出来ない! 市販のもので代用するしか無い!」という方の応急処置としておすすめします…が、それ用として売っているものでは無く、あくまでも入れ歯安定剤として売っている物なので、ご使用の際はくれぐれも自己責任でお願いします。

 痛いのを放っておいて傷が化膿するよりは、応急処置をした方が良いとわたしは思っております。

 さて、クッションコレクトをどういう風に使うかといいますと、



 ⭐️クッションコレクトによる応急処置の仕方

 ①まず手を洗う。出来る範囲で歯磨きもしておく。
 ②指が濡れている状態でクッションコレクトをチューブから少量を出す(どのくらいの量がちょうど良いかはケースバイケースなので少しずつ加減してください)
 ③ワイヤーの浮いている部分と歯をくっつけるイメージで②をペタリと貼り付ける

 だけでOK!

 ※貼り付けたばかりの時は不安定なので、固まるまでは飲食を控えるのをおすすめします。



 超簡単です。

 クッションコレクトが文字通りクッションになってくれるので、嘘みたいに痛みが無くなります。

 …思えば、わたしは歯列矯正中も「ああ、矯正器具が外れた! ワイヤーが舌に突き刺さる!」と悲鳴をあげる度にクッションコレクトのお世話になっていました。

 三年半もの時を経て、再び救っていただくとは…!

 まだ売っていてくださって有難いことです。

 シオノギヘルスケア株式会社さん、どうかこれからもクッションコレクトを作り続けてください…!

 …ちなみに、わたしは来週歯科医に「フィックスリテーナーから取り外し式のリテーナーに変更出来ませんか?」と相談するつもりです。

 リテーナーを作り直すとその分出費となってしまいますが、フィックスリテーナーって歯並びの後戻りの心配が無いのは良いのですが歯間ブラシを通しにくいというデメリットがあるので…。

 それに、もし今後良いご縁があって、デートの予定が出来た場合、いつもより丁寧に歯磨きをしてからデートに臨みたいので、そのためには取り外し式の方がデンタルフロスもしっかり通せますし…。

 「そういうことはデート相手が出来てから気にすれば?」というご意見もあるかもしれませんが、いつ何時、良縁が舞い込んでくるか分かりませんから、備えあれば憂いなしってことでよろしくお願いします!

いつもスキ・フォロー・コメント・サポートをありがとうございます😄 とても嬉しくて、記事投稿の励みになっています✨ 皆さまから頂いた貴重なサポートは、本の購入費用に充てさせていただいています📖