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著…水野敬也『夢をかなえるゾウ1』

 変わりたい。

 でもどうすれば良いか分からない…。

 これは、そんな悩める主人公のもとになぜか関西弁を話すゾウの神様ガネーシャが現れるところから始まる本。

 ガネーシャは人生を変えるための課題を毎日1つずつ主人公に与えます。

 しょっちゅう主人公のことをからかったり、古今東西の偉人たちのことをさも自分の教え子であるかのように自慢しまくったりするガネーシャ。

 それに半ば呆れながらもリアクションを取り続ける主人公。

 二人の会話は、まるでコントのよう!

 ガネーシャが出す課題は、すぐに取りかかれて、しかも意義のあるものばかり。

 例えば、

 ●靴を磨く
 ●会った人を笑わせる
 ●トイレ掃除をする
 ●その日頑張れた自分をホメる
 ●誰か一人のいいところを見つけてホメる

 といった感じ。

 主人公は戸惑いながらも課題にチャレンジしていきます。

 この本の読者も、これらの課題を実行に移せるかどうかが肝心です。

 わたしもこの本に出てくる課題全てをやってみました。

 これだけで劇的に人生が変わるわけではありませんが、まるで階段を一つ一つのぼるように、少しずつ自分の中で変化が起きている気がします。

 本を読んで「分かったつもり」になるだけではダメで、本の内容を参考にしながら実際に行動することの大切さに気づかされました。

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