恋する寄生虫
今回書いていくこと
こんばんは、なきおです。
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今回は、三秋縋さんの「恋する寄生虫」という作品について書いていこうと思います。
(表紙も素敵な本です。)
この本を読んだ理由
三秋縋さんの「三日間の幸福」という作品を以前に読み、文章の読みやすさや、話の設定に良さを感じ、本作でもそれと同じようなことを感じたいと思ったので読むことにした。
あらすじ
二人の恋は偶然ではなく必然であった。
なぜなら、虫によってもたらされた愛であったからだ。
それを知ってもなお、そのままの関係で居られるのか。
こんな方におすすめ
・三秋縋さんの作品をまだ読んだことのない方。
・普段とは違った内容の小説を読みたい方。
読んだ感想
決められた人としか好きになれないということ想像してみると
ある意味で楽であるかもしれないなと思った。
なぜなら、大切な人がもういるから自分の人生を大事にしようと思えるのではないかと考えたから。
印象に残った言葉
あんたたちの恋は、操り人形の恋に過ぎないのだ。(p166より)
高坂は極度の潔癖症で、人に触れられるということが無理なほどである。
この言葉によって高坂は、ひじりという少女のことがなぜ嫌悪感もなく最初から接することが出来ていたのか分かったという場面。
ここから、二人は別々になってしまうのかという正しく話の分岐点に入るのでこの一文を選んだ。
評価
話の内容☆☆☆☆☆
読みやすさ☆☆☆☆☆
話の展開☆☆☆☆☆
「三日間の幸福」とは違い、虫の専門的な話が書かれているので読むのが難しいところもあったが、そこを含めてよかった。
最後に
読んでいただきありがとうございました。