「3時間前の記憶、ありますか?」
こんにちは! なおです。
謎めいたタイトルですが、この記事を見てくださりありがとうございます。
今回は、僕が86歳のばあちゃんと住んでいて感じたことについて書きます。
あなたには、3時間前の記憶がありますか?
僕はばあちゃんと、夕方になると散歩に行くことがあります。
今の季節は桜も満開で、
「桜が綺麗だね!」
「まだ風があって寒いね。」
「ばあちゃんは春夏秋冬、どの季節が一番好き?」
なんてたわいもない会話をしながら、一昨日は40分くらい歩きました。
その晩、夜ご飯を食べている時に、僕はふとおばあちゃんに意地悪な質問をしてみました。
(脳の体操をさせようと、普段なるべく質問をするようにしています。)
「ばあちゃん、今日は散歩に行った?」
ばあちゃんは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、こう言いました。
「今日は散歩行かへんかったよ。」
僕は豆鉄砲をお返しされてしまって、もう一度、同じ質問を聞き直しましたが、何度聞いてもばあちゃんの頭の中には僕と散歩に行った、
”3時間前の記憶”がありませんでした。
その時に僕が感じたことは、
3時間前の記憶があることは当たり前じゃないということ。
ばあちゃんとの暮らしは大変なこともありますが、
日々の健康や、普通の生活の大切さを教えてもらうことができます。
歩けるうちにたくさん歩く。
会話できるうちにたくさん話す。
食べられるうちにたくさん食べる。
伝えられるうちに、たくさん伝える。
当たり前のようで、すごく大切なことだと感じました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!!
Nao.
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