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死生観を対話する「414(良い死)カード」とは?

昨日は、「414(良い死)カード」のオンライン体験会へ参加しました!


私は事故に遭ったことがきっかけで、“生きること”と“死ぬこと”を深く考えるようになり、「“死”に触れることで“生”が輝く。」「“死”があるからこそ“今”を生きられる。」と思うようになりました。

でも、日本では「死」についての話題ってタブー視されることが多いですよね。どんな人にでも平等に与えられているものなのに、目を逸らすのはどうしてなのでしょうか?


私は友人と「生きるって何だろう?」「どんな人生を歩んでいきたいか?」という話を気軽にカフェでします。
25歳の若者が話すには深いテーマだと思うのですが、事故に遭って死にかけた私の存在が、どうやら話しやすい雰囲気を作っているようです。

そんな深いテーマにも関わらず、面白いことに、私の友人たちは話し始めると止まらないんですね。そんな姿を見て、「話すきっかけさえあれば、生きることや死ぬことについて話したいんだなぁ。」と思うようになりました。

そして、「どうしたらもっと生きることや死ぬこと、死生観を気軽に話せるのだろう?」と考えていた時に、414カードに出会いました。


414カードとは、
死や死生観について考える場を提供することをミッションに掲げたNPO法人幸ハウスが開発している「死生観を日常で話すためのカード」で、対話のツールです。

414カードは来年以降の販売を目指して開発されているのですが、私はアンケートに答えるなどして少し関わらせてもらっていて、試作品のカードを送っていただきました。

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こんな風に、死生観に繋がるような言葉がカードには書かれていて、一枚一枚に描かれている絵がとても素敵なんですね。



そして、毎月14日にカードを持っている方を対象とした体験会が開催されていて、今月の対話会に参加しました。


内容は、「場に置いてくる」ことになっているのでシェアはできないのですが、414カードを使って対話すると、初めましての方とでも深く繋がり合うことができるんですね。

私はカードを友人と一緒にやることもありますが、「これは凄くいい!相手を思いやったり、大切にすることに繋がるね。」という反応をいつも貰っていて、相手の大切なものが相手の個性と共に出てくる印象を持っています。


「死」は誰も経験したことがなくて、予備知識のいらない、子供から大人が平等に話せる唯一のテーマと言っても良いものではないでしょうか?

私は事故に遭ったことで、「“死”に触れると、“生”が輝き、“今”を生きられるようになること」を知りましたが、414カードは、事故に遭ったり病気にならなくても、そんなことを感じられるツールになっていくはずです。


そして私は、「日本ではタブーとされている“死”や“死生観”に触れられる機会を創りたい。そして、“死”を感じることで、“生”を輝かせて、“今”をしっかりと大切に生きる人が増えることの力になりたい。」と思っていて、414カードはそんなことに繋がると感じています!


幸ハウスでは、カードを持っていない方に向けた体験会が今月から始まったので、気になる方はぜひ参加してみてくださいね。

幸ハウスのFacebookページで日程などが公開されています!




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