佐賀の山の上の工房で、泣いたり笑ったり、靴を作ったりしています。
佐賀の靴工房JUMBOで、商品企画に携わって12年。
靴が好きで「ものづくり」が好きで、
大の靴バカ。
ものづくりが好きな全ての人に開かれたファクトリー
「クラフトSAGA」を作るのが私の壮大な夢。
これから先
大量生産がなくなり、
今まで通りのものづくりができないとしても。
ものづくりの聖地としてアーティストが集まり
思い思いの何かを作る
コミュニティスペースがあったら。
若い人が集まり、それぞれの個性でものづくりに励む
世界に発信し、本当に好きな人に届ける。
たくさんの個性を受けいれ
誰もが自分を表現できるような
文字通りの「夢の工房」になる。
違いを認め、柔軟に受け止め
たくさんの人が成長できる場になる。
誰もがここへ来て、ものづくりとビジネスを学ぶ
立派な靴職人を育てる
みんながここを、ただの工房ではなく
学校として、聖地として、故郷として扱う
ここを私はそんな場所にするのだ。
26歳の時、不器用でいつも何かに怒っていた私は、結婚できない覚悟を決めて靴職人になろうと思った。確か宮本輝の「草原の椅子」を読んで思い立ったように思う。イキセキ切って手紙を書いて創業者に会いに行った。「明日から来い」と言われて「明日は無理です」と言ったように思う。それからもう12年が経つ。必死にやってきたつもりだけど、今もわからないことだらけだ。
歳をとった私は
若者が生き生きと働く工房を歩く
みんなが笑って私に声をかけてくれる
ほとんど何を言っているかわからないけど
笑顔で話しかけられていればOK。
妄想はバッチリです。
あとはみんなに助けてもらうだけ。
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