Part3【アラン ポートカスクフィニッシュ】うっとりできる弱柑橘なウイスキー
明けましておめでとうございます!
年末年始も相変わらずウイスキーとばかり
向き合っております。
新年初の投稿にして、
アランワインシリーズのラスト投稿です!
アラン
ポートカスクフィニッシュ
ラストを飾ってくれるのはこいつです✨
ポルトガルの酒精強化ワイン、
‘ポートワイン’の樽で後熟させた1本です。
こちらもアルコール度数は50%です。
色みは、、
アマローネほどではありませんが、
少々赤みがかっています✨
アングルのせいか?
写真ではむしろアマローネより赤く見える・・・
香りは、、
程よい甘さにスパイシーさを感じます。
香りの時点ではりんご感があります🍎
もうこれは確定です。
シリーズ通してアルコール感は強い💦
総じて香りを捉えるのが難しい印象。
味わいは、、
フルーティーさと甘みの中に、
わずかなスパイシーさとビターさがあります。
フルーティーさは強いて言えばベリー系。
ただそこにいいバランスでビターさが加わり、
柑橘系ぽく仕上がっている様に思います。
香りで感じたはずのりんごはどこかへ
飛んでっちゃいました笑
うまく表せませんが、
あからさまにオレンジ!とかレモン!
とかそういうのではなくどこか落ち着いている
丸みある柑橘系・・・です笑
柑橘にハチミツでもかけるとこうなるでしょうか。
ボディ自体は3種類の中では最も強いです。
後味ではほんのり渋味が伴います。
この渋味も3種類の中では最も
はっきりと顔を出している印象ですね。
ポートカスク由来の色んな要素が相まってか、
ノンエイジながらそれなりに深みは
ある方かもしれません。
少なからずソーテルヌ,アマローネの様な、
キャラクターが明確な分悪く言えば単調とも言える
2本に比べれば、特定の個性に振り切っていない分、
3種の中では最も多層的な風味を
持っている1本と言えるでしょう(^^)
決して派手ではない上品な飲みやすさ🥃
そんなところでしょうか?
お風呂上がりに飲むならアマローネ
食後に飲むならソーテルヌ
寝る前に飲むならポート
私個人の趣味ではこんな感じで
飲み分けをしたいところですね~(^^)
3種類飲んでみた個人的な感想ですが、
やはりアランはワインカスクに合う❗
元がフルーティーでかつ
尖った酒質ではないためやはりワインカスクの
良い部分をちゃんと反映できています。
少しもったいないと感じる部分は、
フィニッシュ前にもう少し原酒の若さやトゲを
丸めてくれた方がフィニッシュによる
良い部分を更に前に出せたような気がします。
とはいえ熟成が進むと原酒本来の
特徴というのは失われる傾向にあるため、
アランらしいフレッシュな酒質と上手く融合
させるにはこのバランスだったのかもしれません。
何はともあれこの面白いシリーズを
5,000円ほどでリリースしてくれるあたり、
良心的ですし大変勉強になります!
あとはもう少し手に入りやすければ・・・
愛されている証拠なんですけどね(^^)
アランのワインカスクシリーズも
これで最後となりました。
私自身とても勉強になりました!
これからも色んなウイスキーの良さを
発信できればと思いますので、
今年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m
それでは、おやすみなさい💤
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