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ブレンデッド用の本気!【グレンアラヒー12年】

こんばんは~!

そろそろ桜の季節の予感🌸
新たな出会いにワクワクする季節が来ますね!

そんなこのシーズンに是非ご紹介したい
1本があります。

新たな試みから近年グイグイと
名前を広めているこちら❗

【グレンアラヒー12年】

スコットランドのスペイサイド地方にある
グレンアラヒー蒸留所の1本。

この蒸留所、元々はブレンデッドウイスキー向け
の原酒を作っていた蒸留所です。

なので、かつては知る人ぞ知る、くらいの知名度。

そんな中2017年にビリーウォーカーさんという、
グレンドロナックはじめ数々の蒸留所を
有名にしてきた凄腕おじちゃん👴が、
このグレンアラヒー蒸留所を買収したのです。

そこからシングルモルトとしてのリリースを
スタートしていきました。
なのでオフィシャルにシングルモルトを
出してからかなり浅い、つい最近の蒸留所です。

たった数年ですが、
今ではかなり名前も広がり注目度も高いです✨

そんなグレンアラヒーのフラッグシップ
ともいえる12年、なかなか上手いんです🥃

ボトルデザインがまずお洒落!
ウイスキーらしからぬたたずまい。

バーボン樽,オロロソシェリー樽,
PXシェリー樽が使われていると言われる
この1本のお味はいかに...

◯色味
無着色ながら12年物の中ではかなり濃く、
多少赤みも入っています。

◯香り
レーズン,キャラメル,乾いたフルーティーさと
それをまとめる樽香
全体的にフルーティーであるが少々香ばしい

◯味わい
飲み口はとろっとしている
さっぱりとした甘み,ドライフルーツ感
樽の風味がふわっと
少々ほろ苦い後味とお茶っぽさ

飲んだ前半にとろみと甘みを感じるが、
後半につれ比較的ドライでさっぱりとした
印象を受ける構成になっています!

良い。結構好き。

若干の若さを感じるのは12年なので
そんなものでしょう。
全体的にフルーティーさと重みとドライさの
色んな顔を見事に合わせ持っています☺

気になる点があるとすれば、
色んな顔が程よくそれぞれ顔を出すため、
突出した個性というよりは結果的に
バランス型に感じられるような1本です。

とてもつい数年前にシングルモルト市場に
登場したとは思えない出来です。

バーボン樽の樽香や甘み、
オロロソのドライさレーズン感、
PXのもったりとしたニュアンス、
それぞれがしっかりと出ている気がします。

個人的に香りが好き。
程よく香らせるとはこのこと。

人で例えるならば、

『柔軟剤のいい香りがする人』

むやみやたらに香らせているわけではなく、
自然とふんわり香る感じ。
しかもちょっと色気あるニュアンス。

こんな感じでした!

このグレンアラヒー12年は、
リリース初期はもっと色がゴールド寄りで、
ここまで濃くなかったです。

なので、初期のロットはバーボン樽の
キャラクター強いめだったはずです。

最近のロットからこの濃い色になってるので、
シェリーの影響を強めたのでしょう。

同じ商品名で別物レベルの違い、
どんどん良くしていこうという姿勢を感じます(^^)

このグレンアラヒー、
私も是非応援したいと思います👍

皆さんもどこかで見かけた際は是非!
お値段も5,000円ほどなので、
ちょっとしたご褒美にいいかもしれません(^^)

それでは、おやすみなさい💤

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