Part2【アラン アマローネカスクフィニッシュ】イチゴキャンディーなウイスキー
こんばんは~
今年ラストの投稿です!
本日はアランのワインシリーズPart2
アラン
アマローネカスクフィニッシュ
こちらをご紹介していきます!
イタリアの最高級ワイン、アマローネの樽で
後熟させた1本になります。
度数はシリーズ共通で50%です。
まず色みが珍しい
赤い❗(写真じゃ少し分かりにくい?)
例えるならば「とても綺麗な10円玉」
ボトルの色は本当に特徴を表現できているな~
とつくづく思わされます✨
香り...
うーん、さっぱりした甘みは感じますが、
ソーテルヌ同様に少し香りを感じにくい...
アルコール感が前に来ますね。
味わい...
甘い❗(前回に引き続き笑)
ソーテルヌほどではないが甘い❗
しかし甘さのジャンルが違います。
ソーテルヌはハチミツ系のまったりした甘み。
アマローネはベリーやチェリーを思わせる
赤いフルーツ系の甘みですね!
もう少し細かく...
ボディは3種の中では最も軽いめです。
明るい印象の、でも梨やマスカットなどとは違う
ベリー系の甘みが広がります。
そしてアメっぽい、というか水あめのような
甘みも伴っています。
一言で表現すると
イチゴキャンディーのような味わい🍓
後半にわずかにワイン樽由来であろう
渋味が顔を出します。
この辺は顔を出しかけて引っ込む
ソーテルヌとは違ってわずかながらですが
ちゃんと顔を出してます。
しかし、やはりアルコール感が強い気が。
これはあくまで個人の予想ですが、
‘若さ故’であることに加え、
ワイン樽でフィニッシュを掛ける前の樽も
関係しているのでは?と思い始めてきました。
始めは、
恐らくフィニッシュ前に寝かせていた
バーボン樽が1stフィルでなく2ndフィルなのでは?
という可能性を考えていました。
大抵のノンエイジのフィニッシュ物は、
7.8年バーボン,2年別の樽でフィニッシュ、
が多いですがこの7.8年の熟成に使ったバーボン樽が
1stフィルでなく2ndフィルだとしたら、
若さの尖りも丸めきれてないのもうなずけます。
しかし調べてみると、
このワインカスクシリーズは
トラディショナルオークで8年熟成後、
それぞれのワイン樽で2年とされていました。
うーーーん。難しい。
この‘トラディショナルオーク’の影響なのか?...
いずれにせよ、このワインシリーズは
本当によくできています。
それぞれの個性が
しっかり表現できています(^^)
イチゴキャンディー🍓と表現できる
ウイスキーは始めて出会った気がします。
ここまでキャラクターを出せる
フィニッシュの技術もすごいですし、
それを邪魔せず際立たせるアランの原酒も
素晴らしいですね✨
次のポートはどんなキャラクターを
見せてくれるでしょうか?☺️
お楽しみに!
それでは、皆さん良いお年をm(__)m
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