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ほどよく芯のあるデイリーウイスキー【アベラワー12年 ノンチルフィルタード】

こんばんは~!

かなり間が空いてしまい、久しぶりの投稿です。

忙しすぎてウイスキーとちゃんと
向き合う時間がなかったため私にとっては
なかなかストレスな日々でした💦

ようやく少し落ち着いたので、
今日はデイリーで楽しめるウイスキーの中でも、
少々飲みごたえあるやつをご紹介したいと思います!

アベラワー12年
~ノンチルフィルタード~

スコットランドのスペイサイド地方にある、
アベラワー蒸留所のウイスキーです☺

アベラワーといえば、
シェリー樽とバーボン樽をヴァッティングした
アベラワー12年ダブルカスクマチュアードや、
以前紹介したドシェリーなアベラワーアブーナ
あたりが有名でしょうか?

アベラワーといえばシェリー樽を
使うことでもよく知られていますが、
一方で「ダブルカスクマチュレーション」という
製法でも知られています。

このダブルカスクマチュレーションとは、
シェリー樽とバーボン樽の2種類の樽で
それぞれ熟成された原酒をヴァッティングして
バランスの良い味わいに仕上げる製法です。

そして今回ご紹介するノンチルフィルタードは、
アベラワー12年ダブルカスクマチュアードの
冷却濾過していないバージョンになります!

◯冷却濾過してないと何が違うのか?

①風味が少々豊かになる
⇒冷却濾過することで若干なりとも良い風味が
 飛んでしまうとされています。
②アルコール度数がちょっと高い
⇒不純物を濾過しないため、濁りなんかが
 出にくいアルコール度数に設定されます。
 それが大体46%くらいなので少々高めです。

つまり普通の12年よりちょっと
骨太で味わい深いとも言えますね✨

◯香り
爽やかでありながらも甘そうなコク
チェリー感,柑橘,蜜っぽさ,ハーブ
多少樽の香り
全体的に濃厚というよりはフレッシュ

◯味わい
恐らくシェリー樽から来ているチェリー感
柑橘感とサラッとした蜜のような甘み
バニラのような甘みもあるが後半には
渋みと少々苦みが残るような後味。
スパイシーさも程よくあります。

バーボン樽由来の樽感と甘みに、
シェリー樽由来の渋みや赤いフルーツ感、
双方の個性がそれなりに感じられます。

飲み口自体は決して重くなく、
度数の割には軽く感じるほどです。
ただ、ちゃんと芯を感じることができます。

『それなりに太いデイリーウイスキー』
といったどころでしょうか?

普段の食事でいう焼きそば的な立ち位置です。
お好み焼きほどヘビーではないですが
オムライスほどポップではない。

程よく重みがありますが
比較的さくっと飲めるタイプです(^^)

そしてすごいところが、
欠点はほとんど感じられない。

幅広い層に美味しいと言っていただける1本。

甘いウイスキーではあるけれども、
渋み苦みが多少あるためデザートウイスキーとは
言えない立ち位置です。

ちょこっとだけ飲みごたえのあるウイスキーを
飲んでみようかな?という方にはオススメ!

これが5,000円程で買えるのですから、
コスパ的には文句なしかと思います!

優等生ながら、個性はきちんと持っている、
普段の晩酌をワンランク上げてくれる
オススメのウイスキーです(^^)

是非飲んでみて下さい!
それでは、おやすみなさい💤

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