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ビジネス×アートのコラボのリアル~想いをカタチにする仲間と創ったプロジェクト

こんにちは。Honmono協会 諸我和美(モロガカズミ)です。

Honmono協会の記事で出てくる「お花の先生」は私です!!
普段は、主宰する教室、学校関係、各種イベントなどでの花の講師、商業施設での花を使った空間ディスプレイ、企業定期装花などが主な仕事です。入会当初は説明が面倒なので、お花の先生です!と言っていました(笑)

Honmono協会は「アートやビジネスの多種多様な分野のプロフェッショナルが集まり、新たな文化やビジネスを創造するプラットフォーム」なんですが、「アートとビジネスの掛け合わせってどういうこと?」と思ったりしませんか?

今回は、アート側の立場の私がどんなプロジェクトで他のメンバーと協業をしたのかということについて書いてみようと思います。

アーティスト活動をしている方やものづくりの作家さんには少し興味を持っていただけるかも知れません。
どうぞ、最後までお付き合いください。

では、時系列でご紹介していきますのでHonmonoの歴史が、すこーし見えるかもしれません。

「Honmono体感!2019夏の陣」

入会して初めてのイベントでした。8月の真夏に古民家を借りて開催しました。これがHonmon協会にとっても初めて開催した外部イベントです。

「シゴトってなんだろう?」をテーマに、子供から大人まで、シゴトの魅力やリアルを肌で感じてもらう体感イベントを開催しました。

お花の講師である私をはじめ、モデルや漆芸作家など7人のメンバーが中心になって自分の仕事を体験して魅力やリアルを肌で体験してもらえるイベントでした。

この当時のメンバーは伝統文化系やアート系のメンバーが多かったのですが、この時にお客様として来てくれたメンバーが、後にプロジェクトマネージャーを担ってくれるメンバーになってくれたりと、この時からまた違った業種のメンバーが増えていきました。

オシゴト

「詳しく知りたい方はコチラ⇒」 Honmono体感!2019夏の陣

Honmono×POLA「体感イベント 2019冬の陣」

「2019夏の陣」に続く2回目の体感イベントです。(株)ポーラオルビスホールディングスが展開する日本のものづくりを「美・食・住・旅」で伝えるメディア「ノワイエ」とのコラボでHonmono協会と企業による初のコラボレーションプロジェクトとなりました。

この時は、メンバーによるワークショップと作家による作品展示をして
Honmonoブースを盛り上げました。前日に、会場周辺の飲食店や高級外車のディーラーなどに「チラシを置かせてください」とお願いしに回ったりもしました。この頃は泥臭いこともやりました(笑) 

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「詳しく知りたい方はコチラ⇒」Honmono×POLA「体感イベント2019冬の陣」

「アートにエールを!」

コロナ禍でアーティストと呼ばれる人たちは活動の場がなくなりました。
Honmono協会のアート系のメンバーも漏れなく打撃を受けたと思います。
そんな中で突然Honmono内で生まれた共創作品があります。

東京都の芸術文化支援「アートにエール!」をに参加したプロジェクト作品です。冬の陣が終わり、次はHonmonoのお祭りを開催しようと意気込みながら準備を進めていましたがコロナ感染症拡大とともに開催中止を余儀なくされました。

その際、私の教室のキッズたちの即興の花生け×HonmonoメンバーでありミュージシャンのBrianとのコラボライブを企画したのですが残念ながら実現はできませんでした。

一回目の緊急事態宣言の期間が明けた頃、東京都の芸術文化支援事業をメンバーが見つけ、花と音楽のコラボを実現しようとなり、私の花、Brianのミュージック、さらにダンスやアニメーションも加わりディレクション、監修も全てHonmonoメンバーで仕上げた作品ができました。

実際にはそれぞれのパフォーマーは別の場所で撮影し、それを編集して作品が完成しました。身動きのできなかった時期に、この作品はとても励みになりました。

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作品はコチラ⇩
https://www.honmono-all.com/post/tokyo-art

プロ3×3バスケットチーム
 TOKYO DIMEのSDGsのイベント

Honmono協会が始めて拠点を持ったコワ―キングスペースCHOSA SHIBUYAで同じ入居者だったTOKYO DIMEのSDGsイベントにお花のワークショップ講師として参加させていただきました。選手やファンの方と、空き瓶やロスフラワーを使って開催したイベントです。

この企画はコロナ禍でも3回開催したイベントとなりました。

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詳しく知りたい方はコチラ⇒TOKYO DIME SDGsイベント

こうして並べてみると、Honmono協会での活動もなかなかたくさんありました。これらは、私が関わってきたプロジェクトですので、他のメンバーのプロジェクトも加えると、かなり活発に活動しているのがお分かりいただけると思います。

メンバー発案あり、出会いもあり、メンバーが他企業の方と交流を持ちながら繋げてくれたりとイベントの開催には、たくさんのメンバーの力があって実現したものばかりです。このイベント参加のおかげで、仕事の幅も広がり、自分のPRもでき仕事の質も上がりました。
 
しかし、イベントだけを開催していたわけでもありません。

実現しなかったプロジェクトも

イベント、イベントで凄く上手くいっているように見えますが、実は企画段階で終わってしまったプロジェクトもあります。

徐々にメンバーも増え同じような想いで活動するメンバーと、Honmono内でプロジェクトを提案し、他のメンバーにも協力してもらいながら進めようとした企業向けセミナーの企画がありました。

しかし残念ながら、「さあ、始めるぞ!!」という段階で、プレイヤーとなるメンバーが離脱。さらに、もう一人離脱。

結局その時はメンバーの環境や温度差、私自身の未熟さもあり実現には至りませんでした。コミュニケーションの難しさ、メンバー間の意識のズレ、関係性の難しさを痛感しました。

そして&Art 「進むために立ち止まる時間」

このプロジェクトはいままでのイベント事業とは違い、これからの時代を生きるすべての人の生活にも仕事にも役立ち、人生を豊かにするアートの領域です。

アートを通して、企業からの研修参加者や個人が仕事や生活、そして「自分の軸」を再発見し、作品づくりという手と心を動かす作業を通して、創造性を磨き実現力を高めるプログラムです。

『石・木・火・花・土』
私達の想定を超える「自然」と真正面から向き合い、予測不可能で、想定を超える事態が次々と発生する時代を生き抜く力を養います。企業であれば社員一人ひとりの創造性と実現力が高まることで、企業自体もよりよい方向に向かっていく環境づくりができます。

私の花の活動も、このプロジェクトの一つに入ります。9月本格始動を目指して、今もプロジェクトメンバーで準備をしています。どうぞ、楽しみにしていてください。

もの作りをしている方々は、その業界のことには詳しくても、実際に作品作りに時間を多くとられて、宣伝や事業の進め方には時間を割く余裕のない人が多いのではないでしょうか。

私もそうでした。加えて無知でした。私の場合は花に関係する協会などに複数所属しています。

どこの団体も、どうしたら
・花の需要が増えるか?
・自身の花の活動を広められるか?
・花に関わる人口を増やすか?
を日々真剣に考えています。

私も、その中で同じように考えていました。ただ、自身の活動を続けていく中で、同じ花業界の中で生きる(活動する)ことに限界を感じ始めていました。

花団体の中に身を置くことはとても居心地が良くて、何かあっても守ってもらえて、共感してもらえる温かい場所です。みんな同じ方向を見ている人たちなので心強くもあります。しかし、花にだけ目を向けすぎて少々世間知らずになってしまうところや、いろいろなしがらみがあり身動きができなくなってしまう場所でもあります。

そんなことを感じ始めていた時に、Honmono協会に出会いました。
異業種の方と一緒に何かをやることで、必ず自分の為になる。
そんな気持ちで入会を決めました。

「えー、自分で本物とか言っちゃうの恥ずかしい…」 正直思いましたけどね(笑)

今では私の想いに共感して助けてくれる仲間がいます。
想いをカタチにする仲間がいます。

Honmono協会ホームページを覗いてみて下さい。
https://www.honmono-all.com/

名古屋プロフ2jpg

諸我和美(もろがかずみ)/フラワー講師・花セラピスト
「花をいける」をビジネス、幼児教育、アートまで仕事や生活を豊かにするご提案をしています。
<実績>
■ディスプレイディレクション
・神奈川県内他商業施設
・渋谷区企業定期装花
・結婚式披露宴装花総合プロディース
・農林水産省玄関装花
■イベント講師
・大手化粧品メーカーイベント
・関東近郊、中部地方大型商業施設イベント
・3×3プロバスケットボールチームSDGsイベント
・コワーキングスペースイベントセミナー
・日本橋呉服問屋ファミリーセールイベント
  他、お祭り、フェス等イベント多数
 FLORIST MIRUTE ⇒ https://mirute-flower.com/




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