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大晦日は除夜の鐘つきへ
どうも、サラリーマン僧侶です。
2023年も残すところわずか。
みなさんは、大晦日はどのようにお過ごしでしょうか?
まだ決まっていない方は、お寺へ鐘をつきに行ってみてはいかがでしょうか。
このnoteでは、大晦日の行事「除夜の鐘つき」について執筆させていただきます♪
「除夜の鐘つき」とは?
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【除夜の鐘】
日本仏教にて年末年始に行われる年中行事の一つ。12月31日の除夜(大晦日の夜)の深夜0時を挟む時間帯に、寺院の梵鐘を撞くことである。除夜の鐘は多くの寺で108回撞かれる。
【除夜】・・・「今年を除き新年を迎える夜」
つまり、大晦日の夜のことを言います。
私は、「除夜の鐘つき」について、鐘の音を聞くことで、自らを振り返る行事だと捉えております。
(今年やり残した仕事があるなぁ)
(自分のやりたいことを優先して迷惑をかけたなぁ)
などと、振り返ればキリがありません。
自ら作り出した煩悩と向き合いそれを振り捨て、新しい1年を迎えられることに「ありがとう」の心を芽生えさせることができます。
なぜ108回なのか?
一般的に108回も鐘をつくと言われます。
それは、煩悩は108個存在するという考えによるものです。
※108の由来には諸説あります。
ですが、私の所属する浄土真宗のお寺では、回数関係なしに参拝者全員に鐘をついていただいくお寺が多いように思います。
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私たちが作り出す煩悩の数は無限にあります。
鐘つきをしたからといって、願いごとを叶うわけでもありません。
むしろ、いくらお金持ちでも、いくら容姿が美しくても、心の奥底から煩悩が湧き出てくるように、煩悩を持つ自分自身と向き合い、煩悩と共にあることを思いながら鐘をつくことが重要なのだと思います。
お寺の人じゃなくても参加できます◎
多くのお寺では、檀家(門徒)さんだけではなく、家族や友人、カップルなどの一般の方も鐘つきに参加できる場合があります。
お寺で鐘をつく瞬間は、迫力もあり感動的ですよ♪
おしるこや豚汁、甘酒などを振る舞ってくれるお寺さんもありますので、ぜひぜひお参りください。
最後に
大晦日の「除夜の鐘つき」は、日本の文化であり、伝統行事でもあります。
この1年を振り返り、自分の煩悩を自覚することで、煩悩に振り回されない新年のスタートを意識的に迎えることができます。
また、あまりお寺に行ったことがない方は、この機会に最寄りのお寺にお参りしてみてはいかがでしょうか。
それでは、良いお年をお迎えください!
合掌
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