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前田卓郎
2021年4月8日 16:29
(22回目)Ⅳ.最難関中突破のための塾の役割[6] 方針が子どもの性格と合っているか? 合格実績の陰に隠れてしまうのですが、保護者がわが子に対して持っている教育方針と塾の方針とが合致していることがとても重要になってきます。 それぞれの塾にはそれぞれの教育方針があります。その塾にはどんな理念があり、どんな教育方針に基づいて授業をやっているのか、そしてどんな風土があるのか、このあたりは学校選び
2021年4月22日 13:39
(24回目)Ⅴ.最難関中合格の秘訣[2] ピアエデュケーションの意義! 低学年のお子様をお持ちの方には少し早い話かもしれません。しかし、早いうち、幼いうちから非常に重要になってくる「ピアエデュケーションの意義」を是非ともお子様と共有していただきたいのです。それはそのような環境下にお子様を置いていただく、これが親の役割でもあるし、塾もそのような環境を全力で提供していると考えるからです。 私
2021年1月21日 20:24
(11回目)Ⅲ.最難関中突破のための親の心構え[3] 親はわが子の「マネージャー」であれ! 親はディレクターではなくマネージャーであらねばなりません。 マネージャーはタレントのスケジュールを管理し、タレントのいいところを見抜き、そのタレントが一番輝く仕事を取ってくるのが仕事です。それを受験に当てはめるならば、親はマネージャーとしてわが子の特徴を捉え、学習計画を立て、わが子に必要な情報を与え
2021年1月28日 20:58
(12回目)Ⅲ.最難関中突破のための親の心構え[4] 子どもの学習環境を把握する! わが子の学習環境の現状を知るのも親の大切な務めです。最難関中を目指す子どもであれば、大きく分けて学校、家庭、学習塾の3つの学習環境があります。この二十年でその学習環境が大きく変わっているので、それを知っておかなければなりません。 まず小学校が大きく変わりました。 以前は学習の場であることを強調するあまり、
2021年2月4日 20:21
(第13回目)Ⅲ.最難関中突破のための親の心構え[5] 親は親の「生活の柱」を持つ! わが子を最難関中へ合格させたければ親はディレクターでなく、マネージャーでいるのが鉄則ですが、そう言っても入試が近づいてくると親はなかなかマネージャーの立場でいるのが難しくなってきます。どうしても自分が受験をするような気持ちになってくるものです。「頑張って合格するのよ」わが子にそんな言葉をかけても、高ぶってい
2021年2月11日 16:55
(14回目)Ⅲ.最難関中突破のための親の心構え[6] 父親と母親は役割を分ける! わが子を最難関中に合格させようと思うなら、お父さんとお母さんの役割分担はとても大事になってきます。それは父親ならこうせよ、母親ならこうせよという固定的な役割でなく、同じような立場で接してはいけないということです。 入試に向けて子どもの心にはいろんな軋轢が生じます。それを癒やすのは家庭です。だから子どもにしてみ
2021年2月18日 23:48
(15回目)Ⅲ.最難関中突破のための親の心構え [7] マネージャーに徹する7つのポイント! 中学入試において主役は間違いなくわが子です。そして「親は黒子」のごとく子どもを見守り励ますマネージャーであらねばなりません。そこで、どういう気持ちでわが子のマネージャー役を果たせばいいのか、ここまで述べてきたことも含めながら7つのポイントで示しましょう。 今回は7つのうち、3つのポイント
2021年2月25日 14:25
(16回目)Ⅲ.最難関中突破のための親の心構え[7] マネージャーに徹する7つのポイント! 前回に続き、7つのポイントをお話していきます。④ 親はサンドバッグになることを厭うな 受験期間中、子どものストレスは相当高まります。突発的に口汚い言葉も出ます。親に向かって、「お前なんか鬼だ!」「バカヤロー!」といった言葉を発することもあります。でも、それはもちろん本心からではありません。ストレ
2021年3月4日 21:34
(17回目)Ⅳ.最難関中突破のための塾の役割[1] 合格実績に踊らされるな! ここからは塾の役割についてまとめていきます。 まずは塾選びのポイントについて述べたいと思います。 難関中学を目指している子どもであれば、大半が学習塾通いをしていると思います。塾は大事な学習環境であり、また、子どもたちが将来の仕事や進路を話し合うサロンの役割も果たします。 それではどんな塾を選べばいいのでしょ
2021年3月10日 18:51
(18回目)Ⅳ.最難関中突破のための塾の役割[2] 子どもへのフォロー体制があるか? 面倒見がいい塾であるかも大事な塾選びのポイントです。 親はわが子のために最難関中学を受けさせることを決意し、塾通いを決めたわけです。その大事なわが子が「その他大勢」の扱いをされてはたまりません。一人ひとりに目を配った指導をしているかが大切になってきます。 それではどうすれば面倒見のいい塾であるかどうか
2021年3月18日 11:59
(19回目)Ⅳ.最難関中突破のための塾の役割[3] いろんな授業を公開しているか? 塾はいろいろ見て回りましょう。親が塾の実態を見ることが先決です。そして授業をオープンにしているのがいい塾です。「この授業しか見てはいけない」という塾は信用できません。「見てもいい」と言われた授業が、その塾では一番いい講師が教えてくれるケースがあるからです。わが子がその先生に見てもらえればいいのですが、そうであ
2021年3月24日 17:15
(20回目)Ⅳ.最難関中突破のための塾の役割[4] オリジナルテキストは疑ってかかれ! オリジナルテキストがある塾はいい塾だ、という評価が世の中では下されています。しかし「うちはオリジナルテキストを使っています」と説明されて、すぐに「ここは、いい塾なのだ」と納得してはいけないのです。そのテキストを本当に自分のところで作っているかどうか確認する必要があります。 何故かというと、オリジナルテキ
2020年11月19日 15:53
(第2回)② 三位一体の連係プレー 最難関中学入試を貫徹するのに必要な部分は、生徒本人と保護者と学校外教育機関である我々のような塾の三者の連係プレー、すなわち三位一体の連係プレーが有機的に繋がることです。 三者の連係プレーの基になってくる部分が保護者の方がお子様にどういう向き合い方をするのか。それから二者の間に立つ学校外教育機関である塾がどのような向き合い方をしていけばうまくいくのかということ
2021年1月13日 12:06
(10回目)Ⅲ.最難関中突破のための親の心構え[2] 「大人の受験戦士」になってはいけない! 四十年程前に灘中、甲陽中のような学校を希望する生徒に最高レベル特訓という授業をやっていました。今の希学園では「最高レベル演習」や「灘コース」、「開成・筑駒コース」だったりいろいろあります。あるとき私が担当していた灘中受験コースに塾生のお母様が見学に来られ、熱心に熱心に話を聞いておられました。これは何