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最難関中合格の秘訣 親の役割・塾の役割

(第2回)
② 三位一体の連係プレー

 最難関中学入試を貫徹するのに必要な部分は、生徒本人と保護者と学校外教育機関である我々のような塾の三者の連係プレー、すなわち三位一体の連係プレーが有機的に繋がることです。
 三者の連係プレーの基になってくる部分が保護者の方がお子様にどういう向き合い方をするのか。それから二者の間に立つ学校外教育機関である塾がどのような向き合い方をしていけばうまくいくのかということをお話できればと思っております。
 私は30年、40年程前から子どもたちに「君たちの生きていく21世紀というのは狭い日本の中でいろいろなことをやっていく時代ではないだろう」とそういう時代が来るのではないかということを子どもたちに言い続けてきたわけです。グローバルな社会の中で30年も40年も前の子どもたちが成長していろいろなところで活躍しておりますが、ある意味においてその子どもたちが生きていく世界というものはそういう世界になっております。いやもっともっと混沌とした世界がやってきつつあります。その中で将来、20年、30年先の社会でお子様がどのような人生を歩んでいかれるのかを考えたときにやはりその基になる部分というのは「教育」であると確信しています。
 子どもたちの素質、能力を引き出していくというところに教育の本質があるならば我々自身、学校外教育機関の主催者として子どもたちをお預かりしている中で子どもの能力を引き出していく部分、これをもっともっと探求していく必要があるのではないか。これこそが塾の役割として大きな意義を持っているものと確信するものであります。

次回から最難関中突破のための学習法について述べていきたいと思います。

 (第3回目へ続く)

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