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障がい者福祉に思いを馳せている理由

弟には自閉症と知的障害があります。
障害は関係なく、私は弟をあだ名で「珍獣」と呼んでいます。(初めて書いた記事で弟ちゃんのことを少し紹介しています。大きくてかわいいんです笑)
弟の存在がきっかけで、知的障がいのある人やその家族に関わるサポートをしたいという夢、というか目標を持ちました。

なぜ今、その目標について発信し始めたのかを綴ります。
私がやろうとしていることを伝えられたら嬉しいです。

なぜ私が障害福祉に思いを馳せているのか

そもそも、なぜ私は障害や福祉に興味関心を持ったのか。
改めて考えてみると、今急に始まったことではありませんでした。

振り返ればいつも身近にあった福祉
弟と私は2歳差で、小学校までは同じ公立小学校に通いました。
当時から、今も通所している区立の心身障害者福祉センターに何度も行ったし、区の施設のイベントや運動会にも行っていました。
お母さんが連れて行ってくれていて、遊びに行く感覚だった気がします。センター内にでっかいトランポリンがあって、ひたすら跳んで跳ねていた記憶があります。笑

そんな環境もあって、幼い頃から障害のある人、施設が身近な存在でした。

時を経て、就職活動を始めた大学3年生の頃。障害福祉関連の道に行くか一般企業に就職するかで悩んだ時期がありました。
福祉関連の仕事について、周りに相談できる人がいなかったので、自分で調べて、飯田橋にある東京都福祉人材センターに相談に行ったりもしました。
障害者スポーツにも興味があったので、確か東京都多摩障害者スポーツセンターにアポを取って見学に行かせてもらったりもしました。
車椅子バスケットを少し見せていただいた記憶・・・!
今思うとなかなか行動力はあったんだな〜と自分で関心します。笑

特別支援学校の教員の道も浮かんだのですが、大学で教職もとっていなかったし、やりたいこともはっきりしていなかったし、一生そこで踏ん張る覚悟はその時はできませんでした。
「福祉の仕事には今は進まない。いつか携われるようになろう」と決めて企業への就活を進め、結果、今の会社(インターネット関連の会社)に就職しました。

またまた時を経て、30代が見えてきた頃。
就職してからもずっと実家でのんびり暮らしていたので、それまでは家族のもとを離れるなんて想像もしていませんでしたが、
そんな私も結婚し、ついに実家を出ました。
いざ離れると、家族に会う時間もグッと少なくなり、実家の家族(父母弟妹)を少し客観的に見るようになりました。
「この先10年後20年後、この家族はどうなっているのか」
「想像したくないけど親がいなくなったとき兄弟はどうするのか」
家族の未来のことを考える時間が増えました。

同時に、お父さんお母さんが今までこの兄弟を育ててきたのってめちゃめちゃすごくないか?めっちゃ苦労しただろうな・・・と、昔のことを振り返ることも増えました。

自身の環境の変化が、また「障害」「福祉」について考えるきっかけになりました。

そんな巡り合わせがあり、行動を起こしているのが今です。
亀の歩みのようにゆっくりだし、語れる夢もまだまだぼんやりしているのですが、
これからも家族が幸せであるように少しでもサポートしていきたいという軸は、だんだんはっきりと太くなっている気がします。

小さくても動くことで、今つながっている仲間や、未来の仲間を巻き込んで障害者福祉をもっとおもしろくできたらいいな、とちょっとワクワクしています。

最近やっと動き出した2つのこと

まずは障害者福祉のことを知るために2つのことを始めました。
新たなTwitterアカウントの開始(よかったらフォローしてください!)
②noteの開始

なにか行動したいけど、なかなか踏み出せなかった理由の一つとして、「自分が持ってる情報が少ない」という課題を感じました。
具体的になにしたらいいかわからん!どっから何しよう!と、興奮しているけど状況が整理できてないもやり感。

そこで、このご時世、旬な情報が集まるであろう2つのツールを使って、知的障害のある人・家族・支援者・施設・環境などの障害者福祉と言われる事柄にまつわる情報に触れる機会を増やそうと思いました。

「そんなことしなくても文献を読んだりググれば情報はたくさん出てくるやん」という声もあると思うのですが、
「自分自身の考えを発信することで情報が集まってくるようになる」という仮説のもと、勢いで始めてみました。
(大きい声では言えませんが、ここ数年ほとんど本を読まないで生きてきてしまったので本と向き合うことにハードルを感じるというのもあります・・・でも読もうとは思うんだよ・・・)

あともう一つの狙いとしては、「同じ考えや共感できる仲間を見つけて繋がれたら、自分の目標が広がっていくんじゃないか」という期待も込めて、インターネットという場所でオープンに発信していくことにしました。

まずは継続しよう、、!やるんだ私(戒め)


そんなこんなでnoteなどを始めたきっかけを振り返りましたが、
まだ今は、やりたい「なにか」を見つけたい段階です。
ただ自分の中で思いを馳せていても現実世界は動かないので、行動(=発信)することで情報が集まる環境を作って仲間とつながるきっかけになればと思っています。

情熱があっても、一人でできることなんてほとんどないです。きっと。
ネガティブではなくて、一緒にやる仲間に出会えたほうが、おもしろいことできるはず!

珍獣の特技②

今回はつい想いを熱く語りましたが、文章は斜め読みでもいいから、ここだけは見て欲しい。

「職人のお箸使い」

本人はおそらく意図していないであろうイクラの付着場所にも注目。


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