知的障がいのある弟が珍獣でかわいい話

突然ですが、わたしは東京の下町で生まれ、父と母と弟と妹の楽しい家族に恵まれ、今日まで元気に生きています。


ちょっと変わったことといえば、
休日のお昼の食卓に「ラーメン、チャーハン、ロールパンのカツサンド」
晩ごはんの食卓には「スパゲッティ、あんかけかた焼きそば、刺し身」 
といった感じで、炭水化物が多めだったことくらいです。

学生時代はそれなりに反抗期などもありましたが、
今は家族がとても好きで、妹とは一緒に高橋優のライブに行ったり、母とよく出かけたり、仲の良い関係です。

弟は120くらいあります。身長じゃないです。年齢はもう20代後半です。
父が元相撲部でガタイが良いのでその遺伝もきっとあり、元気に育ちました。育ちすぎたかもしれません。
とてもよく食べます。
足の筋肉はしっかりあるので、走ったり飛んだり跳ねたりします。俗に言う、動けるアレです。

そんな弟ちゃん、自閉症であり知的障がいがあります。
障がいという言葉を使うことに毎度迷いを感じるのですが、今のところ一番伝わりやすい表現だと思うのでそう書きます。

文章で話せないので、会話はスムーズにできません。
物事の判断が難しいので、一人で外出はできません。
両親やヘルパーさんの支えがあって生活できています。

けれども。
できること、できないこと、好きなもの、嫌いなものがあるだけの
ひとりの人間です。私と何も違わない。
ただちょっと声のボリュームコントロールが下手でこだわりが強くてよく食べる怪獣みたいなやつです。
笑った顔がとてもかわいい、我が家の珍獣です。
人と違っているから、なんか変だからという意味で「珍獣」と呼んでいるわけではありません。
海の生き物「トド」みたいなフォルムがかわいいので、愛を込めてのあだ名です。

当たり前のように共に生きてきた私と2つ違いの弟の存在が、私にひとつの目標をくれました。
まだぼんやりとしか形になっていないその目標、少しずつ行動していこうと思ってnoteを書き始めました。
拙い表現ですが、続きはまた後日。

よかったら、また読んでくれたら嬉しいです。

珍獣の特技①
「漫画みたいな食後」

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これをわざとじゃなくてできる珍獣はあざとい。

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