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発達障害児の事例①ルールの押し付け

こんにちは。
本日は、ASDのお子様に多い、「ルールを押し付けてしまう」ことに対する原因と対策をお話しさせていただきます。

他の子どもにマイルールを押し付けてしまう行為は、特性によるものである場合があります。その原因としては以下が挙げられます。

  1. ルーティーンや規則を重視する傾向:ASDの子どもは、ルーティーンや予測可能なパターンを好む傾向があります。自分が決めたルールや動作を守ることが安心感をもたらすため、他の子どもにも同じように従ってほしいと考えることがあります。

  2. 柔軟性の欠如:ASDの子どもは、新しい状況や変化に対する適応が難しいことがよくあります。自分の考えた方法やルールに固執し、それを他の子どもにも押し付けることがあります。

  3. 社会的な理解の難しさ:他の子どもの視点や感情を理解することが難しいため、自分のルールややり方が他の子どもにとってどのように感じられるかを考えずに行動してしまうことがあります。

このような特性により、ASDの子どもが他の子どもに自分のルールを押し付けることがあります。

適切な対応としては、ASDの子どもに対して他の子どもの視点や感情を理解する練習をサポートし、柔軟性を持つことの重要性を教えることが大切です。その際は、抽象的な概念で伝えるのではなく、具体的なシチュエーションを視覚的に提示して伝えることが非常に重要です。

お子様のお悩み事がございましたら是非お気軽にお問い合わせください。
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