法念の世界史のーと

東大生ラッパーでガーナに留学経験もある法念が、世界史を面白く、楽しく、分かりやすく伝え…

法念の世界史のーと

東大生ラッパーでガーナに留学経験もある法念が、世界史を面白く、楽しく、分かりやすく伝えていきます! 【法念】 高校時代は赤点の連続だった世界史も、浪人して大雑把に捉えることができて以降、飛躍的に成績が向上! 1浪で東大入学後は、すぐに1年間休学し、ガーナの他ヨーロッパにも滞在。

最近の記事

  • 固定された記事

【ホーム】法念の世界史のーと【リンク集】

 「法念の世界史のーと」にようこそ! 東大生ラッパーの法念です。  ガーナに留学経験もある法念が、世界史を面白く、楽しく、分かりやすく伝えていきます! インプット東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史 …たった一時間で世界史の全体像がつかめる講座! 「ヨコからみる世界史」の最高峰です。 大雑把につかむ世界史ラップ …上の講座を復習するためのラップです! 歌って楽しく学びましょう♪ イスラーム世界史 …イスラーム世界の「タテ史」です! アフリカ史 …アフリカの「タテ史」

    • 最強の世界史入門書、本日6/28発売!

      世界史の成績が伸びない!世界史嫌い!という方、おそらくその原因は以下の3点に集約できるでしょう。 1.全体像や大きな流れが掴めないまま、細かい話を暗記しなければならない 2.抽象的で難しい単語が多い 3.とにかく暗記量が多い そんな悩みに対応する形で書かれた本が発売されました! その名も、『東大生ラッパーが教える ラップで学ぶ世界史』です。 この本は、とにかく「一度、世界史の全体像を掴む」ことをコンセプトに、世界史を18個の時代に区切って大雑把に全体の流れを掴んでいきま

      • 東大世界史2021解答速報

        解答速報なんて偉そうなことは言えませんね。「答案例」速報です。 第1問西地中海世界では西ローマが覇権を失い、ゲルマン諸国が乱立した。その多くが被支配民ローマ人と違って異端のアリウス派を受容したなか、フランク王国はクローヴィスが正統のアタナシウス派に改宗しローマ教会の支持を得た。ローマ教会は、東地中海世界でビザンツ皇帝と結びついたコンスタンティノープル教会に対する劣勢から、教皇グレゴリウス1世がゲルマン人への布教を強めた。一方のビザンツ帝国は、領土をバルカン半島とアナトリアに

        • 東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【中央ユーラシア世界史】

           こんにちは、東大生ラッパーの法念です! 今回は、中央ユーラシア世界史を大雑把につかんでいきましょう。  中央ユーラシア世界は、まさにユーラシア大陸の中央部に位置する世界です。人によって、どの範囲を中央ユーラシア世界とするかはかなり変わってくるのですが、ここでは、およそ大陸中央部の「乾燥している地域」としておきます。  大きくわけて北部の草原地帯と南部の砂漠地帯とがあり、遊牧民は草原地帯で家畜を連れて移動生活を営んでいます。砂漠地帯にはオアシス(農業のできる地域)が点在し

        • 固定された記事

        【ホーム】法念の世界史のーと【リンク集】

          東大生と整理する「ルイジアナ史」【解説動画あり】

           こんにちは、東大生ラッパーの法念です。今回は、ちょっとややこしい「ルイジアナ」の歴史です。では早速いきましょう! ぜひ解説動画もご覧ください↓ https://youtu.be/safe4CU6BCQ フランス領ルイジアナ ルイジアナは17世紀にフランスの探検家が探検して、当時のフランス王のルイ14世に献上した土地です。北アメリカの植民地で、中央にはミシシッピ川という川が南北に流れています。ルイジアナという名前は、「ルイ」にちなんでつけられたものです! 最初はフランス領だ

          東大生と整理する「ルイジアナ史」【解説動画あり】

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【東南アジア世界史】

           みなさんは東南アジアに、どんなイメージをもっていますか? まず、熱帯で雨が多い、というイメージがわくかもしれません。まさにその通り、東南アジアは非常にジメジメして暑い世界です。島も多く、水が多い、そんなイメージもよいと思います。そのため、古くから海の交易路が発達し、人々が行き来しました。島が多いこともあって、多様な文化や宗教も根付いています。同時に、資源や産物(コメ、香辛料、石油などなど)が豊富であることもおさえておきましょう。  さて、この複雑な東南アジアを細かくみてい

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【東南アジア世界史】

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【アフリカ史】

           アフリカ大陸は、主にサハラ砂漠以北の北アフリカと、それ以外のサハラ以南のアフリカに分けられます。北アフリカは地中海世界の一部として、ローマ帝国の版図に組み込まれていました。西ローマ帝国が滅亡し、東ローマ帝国も領土を縮小させるなかで、この地はイスラーム世界の一部として、いくつものイスラーム王朝が支配しました。  一方サハラ以南のアフリカはその間も独自の文化を育んでいました。今回は主にサハラ以南のアフリカの歴史についてみていきましょう! まずは大航海時代より前の歴史です。

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【アフリカ史】

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【おわりに】

           こんにちは!東大生ラッパーの法念です。前回は「第17章」で「冷戦」の話をしました。(目次はこちら)  今回は、ついに最終章ですよ! ではいきましょう。  「はじめに」で、古代地球上にいくつもの「世界」ができたというお話をしました。今は世界といったら「地球」を思いうかべるけど、昔の人は違うはずだ、というお話を覚えていますか?  いくつもの「世界」が地球という一つの「世界」にまとまっていく様子をみるのが、この講座の目的でした。その際、バラバラの経済が一つの経済になる流れ、バ

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【おわりに】

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第17章】

           こんにちは!東大生ラッパーの法念です。前回は「第16章」で「第二次世界大戦」の話をしました。(目次はこちら)  今回は、「冷戦」の様子をみていきます。ではいきましょう。 冷戦へ 二度の世界大戦を通じて、アメリカ合衆国が覇権を握るにいたりましたね。それに、ソ連も力をつけていました。一方イギリスやフランスなどのヨーロッパは大戦で疲れ切っています。ソ連と合衆国が「民族自決」を唱えたのを覚えていますか? このような二つの国が台頭した一方、植民地帝国のイギリスとフランスが存在感を保

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第17章】

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第16章】

           こんにちは!東大生ラッパーの法念です。前回は「第15章」で「第一次世界大戦」の話をしました。(目次はこちら)  今回は、「第二次世界大戦(とその前後の時代)」の様子をみていきます。ではいきましょう。 世界恐慌 第一次世界大戦のあと、イギリスとフランスを中心に、帝国主義体制を守った上での(守るための)協調の動きがありました。しかし、その協調が崩れるきっかけとなる出来事がおこります。1929年にはじまる世界恐慌です。  これはアメリカ合衆国ではじまった恐慌でした。経済が大き

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第16章】

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第15章】

           こんにちは!東大生ラッパーの法念です。前回は「第14章」で「帝国主義の時代」の話をしました。(目次はこちら)  今回は、「第一次世界大戦(とその前後の時代)」の様子をみていきます。ではいきましょう。 第一次世界大戦 前回、帝国主義の時代に、イギリスやフランスをはじめ、ヨーロッパ諸国がアジア・アフリカに進出したお話をしました。その進出は、列強(そういった、植民地獲得競争に乗り出すような大国のこと)同士の競争、そして衝突をもたらしました。おおまかにいってしまえば、その衝突によ

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第15章】

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第14章】

           こんにちは!東大生ラッパーの法念です。前回は「第13章」で「イギリスの時代」の話をしました。(目次はこちら)  今回は、「帝国主義の時代(1875年~1914年)」の様子をみていきます。ではいきましょう。 帝国主義の時代(全体像) 前回のイギリスの時代では、イギリスがひとり勝ちのような状態で、各地に自由貿易をおしつけていたという話をしました。この帝国主義の時代は、その状態が崩れます。  この時代、(特にドイツと合衆国など)他の国の国力がイギリスにおいつきます。これにより

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第14章】

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第13章】

           こんにちは!東大生ラッパーの法念です。前回は「第12章」で「長い19世紀」という言葉を紹介しましたね。そのなかで、「革命の時代」の話をしました。(目次はこちら)  今回は、「イギリスの時代(1848年~1875年)」の様子をみていきます。ではいきましょう。 イギリスの時代(全体像) この時代は、イギリスが他の国を圧倒した時代でした。イギリスは、「革命の時代」でアジアから銀が流入するようになったことで、経済的に非常に繁栄していました。ヨーロッパの他の国は産業革命の真っ最中で

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第13章】

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第12章】

           こんにちは!東大生ラッパーの法念です。前回は「第11章」で「近代の幕開けの時代」の話をしましたね。(目次はこちら)  今回から三回、19世紀の様子をみていきます。  ここでは、「長い19世紀」という概念を使います。これは、1789年~1914年を指す概念で、フランス革命から第一次世界大戦の始まりの年までの期間です。  これをさらに三つにわけます。 ①革命の時代(1789年~1848年) ②イギリスの時代(1848年~1875年) ③帝国主義の時代(1875年~1914年)

          東大生ラッパーと大雑把につかむ世界史【第12章】

          【帝国大学】東大入試1947年経済学部「西洋史」解説【1848年の意義】

           「東大世界史宝箱」はこちら。  1947年の東京帝国大学経済学部の入試「西洋史」の「問題」、「解答の指針」、「答案例」になります。 問題ヨーロッパ近代史上に於ける一八四八年。 解答の指針 シンプルですが、どうまとめるかには苦戦する人が多いと思います。1848年革命の意義については、1951年第3問や1983年第2問で聞かれており、そのほかにも1979年第2問や2008年第1問などでも関連する論述問題が課されています。  1848年には、フランスで二月革命がおこりました

          【帝国大学】東大入試1947年経済学部「西洋史」解説【1848年の意義】

          【東大世界史】2018年問題

           このノートは、「東大世界史宝箱」の2018年(問題)のページです。解答の指針と答案例は準備中です。  また、ノートの性質上、空欄を括弧で代用したり、下線や枠を太文字での強調で代用したりしている場合があります。  なお、東京大学は、解答・解説を公表しておりません。 第1問 近現代の社会が直面した大きな課題は、性別による差異や差別をどうとらえるかであった。18世紀以降、欧米を中心に啓蒙思想が広がり、国民主権を基礎とする国家の形成が求められたが、女性は参政権を付与されず、政治か

          【東大世界史】2018年問題