見出し画像

【重心】本当の重心ってどこ?正しい立ち方・歩き方の核心が分かる「芯重心」で外側重心・前側重心を改善する!

皆さんこんにちは。
セルフ体操の発明家「ホネキン代表」です。

日本人の8割は、クツのカカトの外側が減っています。クツのカカトの外側が斜めに、まるでヤスリか何かで削られたように、すり減っている状態。


1.日本人の約8割は外側重心

なんで外側ばっかりが減ってしまうのかというと、
日本人の約8割は外側重心だからです。

でもだからといって、クツのカカトの外側が減っていれば、皆が皆必ず不調を感じるかというとそうとも限りませんが、じっさいにはそれを改善すれば、体調や健康状態の良くなる人はとても多いです。

外側重心の確認方法としては、足裏の外側に硬くなっている部分が多いとか、タコ・マメ・魚の目が外側にばかりできるとか、外反母趾または内反小趾になっているとか、O脚、足首の外側を捻挫しやすい、巻き爪、ふくらはぎがしょっちゅうつる、こむら返り、足の冷え性、むくみ、他にも外側重心の弊害を数え上げたらもうキリがないです。

それらの原因は何かというと、シンプルにたった1つ、親指をしっかりと使って歩けていないということです。

足の親指の筋肉(長母趾屈筋といいますが)それが退化していると、外側重心の他にも足の指が地面から浮いている『浮き指』とか、本来あるべき縦のアーチが失われれば『偏平足』横のアーチが失われれば『開張足』にもなります。

では理想的な重心とは?
いったい足のどこに体重を乗せればいいのか?
足のどこを意識して歩けばいいのか?

ということなんですけど、立ってるときでも歩いてるときでも、体の重心を乗せる場所は、土踏まずのやや後ろ側にあります。その位置をカンタンに、正確に探せる方法をご紹介しましょう。

2.「芯重心」のやり方

1)まず足の人差し指から、まっすぐ縦に線を引きます。

2)次に内くるぶしの前側から、横に線を引きます。そうすると、

3)その2つの線が交差する点が、土踏まずの後方やや内側にあります。

ここに体重を乗せた状態が、人間がもっとも筋肉を使わずに骨だけで立てる場所になります。

まずこの2つの線が交差する点を探してから、そこを思いっきり親指で押してください。少し痛いくらいでも良いです。

そうするとその場所がピンポイントで脳に記憶されますので、それからその親指で押した所に体重を乗せるように立ちます。それが正しい重心です。
動画で見たい人はこちら!

3.このメソッドを成功させるコツ

そこに体重を乗せることで、重心線がすべて骨の真ん中を通るので、どこの筋肉を使わなくても自然に立てるのです。

ちょっと内側すぎませんか?と言われることも多いですが、そのように感じてしまう人の大半は、クツのカカトの外側が減っていて、普段から足の外側に重心を置いている人です。

おそらく足の親指=長母趾屈筋もほとんど使えていない状態なので、この正しいほうの重心だと、かなりの違和感を感じてしまうと思います。

でも立ち方は把握できたけど、体重を乗せて歩く感覚がよく分からないという人も多いので、その場合はそこに体重を乗せることはいったん忘れて『人差し指の縦ラインで歩く』というウラ技もあります。

といっても?何ら難しいことでも何でもなく、その方法は至ってシンプルで、最初に引いた人差し指の縦ライン→そのラインで歩く、だけです。

そうすると重心をひとつの点で探る必要もなくなるので、よりカンタンに理想的なポイントが把握できます。

直接地面に接触しているカカトや、全体重のエネルギーが最終的にかかる足裏の関節には、想像を上回るほどの大きな負荷がかかっています。

なので歩き方をこの重心に変えれば、それだけでクツのカカトの減り方も、外側重心によって形成されていた骨格の位置関係も解消されるので、全身のあらゆる関節の歪みが改善されることによって、体調が良くなる人も多いので是非試してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?