樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』をaudible(オーディブル)で聴いた。
樺沢紫苑(かばさわしおん)『学びを結果に変えるアウトプット大全』をaudible(オーディブル)で聴いた。
audibleというのは、朗読してくれるアプリだ。図書館とかサービスエリアとかに置いてある(置いてあった?)、落語とか文豪の作品とかのオーディオブックのサブスクリプション版である。こちらは、そこそこ新しい本を読んでくれるので、ちょっとハマりつつある。
書く、話す、行動する。こういうのがアウトプットで、ここにスポットを当てて、思いつく限り網羅的に整理しましたよという本。
この本の中で猛烈におすすめされているのが、読んだ本の感想を説明すること。Twitterとかの短いやつでもいいから、自分が感じたことを発信すること。それをやらないと、読んだことさえ無駄になるとまで書かれている。
無駄は言いすぎな気もするけど、発信することで、自分の中で整理ができるし、定着もあるというのは、これまでも聞いたことがあるし、よくわかる。
ただ、私がこれまであまり本を読んできてなかったからというのもあると思うけど、どんな本を読んだかというのを発信するのって、なんか恥ずかしい。
「本棚は人を表す」とか、「好きな作家を5名聞けば、その人がわかる」とかいう話があるように、なんか、本を通じて人に心を見透かされる感じがするからだと思う。
でも、せっかく、アウトプットに関する本を読んだし、その本の中で、猛烈に勧められているから、恥を忍んで書き出すよ。
一つの本の中から、読み手として、一つや二つ新しい視点とか知識が身に着けられるといい風なことが書かれてあったから、アウトプットについて網羅的に書かれている「大全」にも関わらず、ググっと絞って、自分的に重要なエッセンスだけ取り出して書いておく。
1.書いたり話したりすることで、仕入れた情報が定着する
2.情報の発信よりも、収集に偏りがちだから、意識して発信の時間を確保する。(かなり翻訳が入っています)
3.その発信には、自分が感じたこと、発見したことを入れる
1と3は、まぁ、そうなんだろうなぁとは思ってたけど、2は、具体的な数字が示されていることで、アウトプットに、より意識的になったほうがいいと気づかされた。
しかし私、この、中身薄々の記事を書くのに、どんだけ時間をかけてるんだ。
たしか、アウトプットにかける時間を短くするために、ベストなツールと、集中できる環境でやりなさいよ、っていうのも、本の中に書いてあったはず。
今回とりあえずのアウトプットはした。次回は、30分で1000文字くらいは書けるようになっていたい。
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著者の樺沢紫苑さん、最近はYouTuberとして発信していると、本の中で何度か言っていたので、どんなもんかと思って見てみた。
動画リストを見てみると、たまに薄紫のカツラを被った映像がアップされていて、つい目が行ってしまう。
過去の動画とか見てみると、このカツラの動画がアップされるまでには、次のようなステップがあったようだ。
・精神医学や心理学をわかりやすく伝えるためということで、著者のアバター「しおんちゃん先生」というキャラクターがブログをやっている。
・優しいキャラとして「しおんちゃん先生」を設定してしまったため、毒を吐くキャラとして、「裏しおんちゃん先生」というのを生み出した。(ブログの中ではイラストのキャラクター)
・そして、その「裏しおんちゃん先生」を、自らが薄紫色のカツラを被って、演じることとなった。(樺沢紫苑さんの離籍中に、割り込んでくるという設定のようだ)
おそらくそういうことのようだ。
その流れを、リアルタイムに追ってない私は、独特の世界観に圧倒されて、動画の方の情報は、なかなか頭に入ってこなかった。
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