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No.3『学びを結果に変えるアウトプット大全』ーフリースタイル書評バトル第4回「ツッコミワードの魔術師芸人」

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■第4回「ツッコミワードの魔術師芸人」参加芸人

当記事は、こちらの参加者のうち誰か1人が執筆したものです。

トム・ブラウン 布川ひろき (ケイダッシュステージ)
カミナリ 石田たくみ (グレープカンパニー)
トンツカタン 森本晋太郎 (プロダクション人力舎)
オズワルド 伊藤俊介 (吉本興業)

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No.3『学びを結果に変えるアウトプット大全』

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「頭にぶち込んだことちゃんとやれ!!」

小学生の頃、過ちを犯しては母に怒られ、また同じ過ちを犯しては母に怒られ、さらにまた同じ過ちを犯しては母に怒られ、同じ過ち母怒る、同過母怒、同過母怒、同過母怒……。

上記の台詞は、これの繰り返しの末、ついに母から飛び出したパンチラインだ。 頭ではわかっているのになぜかできない。覚えたはずなのに肝心な時に発揮できない。 こんな経験みなさんにもあると思う。おそらく、いや絶対に「ねぇーよバーカ!」という人は0だ。 僕も頭ではわかっているのに、ポケットティッシュをトイレに流して詰まらせるという同じ過ちを繰り返し、何度も母に怒られた。

ある番組で本を読んでメンバーにプレゼンをするという企画があり、そこで僕の課題となった本がこの『学びを結果に変えるアウトプット大全』。

簡単に内容を説明するとこの本には……頭に叩き込むインプットも大切だが、しっかり学んだことをアウトプットすること(人に説明す る・教える・行動に移す)が大事と書かれている。

つまり、毎月本を10冊読んで1冊も人に説明出来ないより、毎月本を3冊読んで3冊とも人に説明できた方が良いという事だ。 昔よく面倒くせーなーと言いながら読書感想文や映画の感想文など学校の教育の一環で怠そうに やっていたが、これはとても大事なアウトプットだったと今となって気づいた。

日々の生活や出来事・人間観察がタネとなって、漫才・コント・エピソードトークとしてお客さんに放出する。芸人はまさにアウトプットをしまくる仕事だ。 このフリースタイル書評バトルも読んだ本を紹介するという立派なアウトプット。

実を言うと冒頭の「同過母怒」のエピソードはずっと忘れていたが、このバトルのおかげで思い出し、今文章としてみなさんにアウトプットすることができた。 このバトルがなかったら墓場まで持っていったと言っても過言ではない。……いや、それは過言だな!

世の中にはうまくアウトプットができずに悩んでいる方もいると思う。 この本にはそのヒントが書かれている。 「頭にぶち込んだことちゃんとやれ!!」 と怒られたくない人にオススメの1冊だ。

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■投票はこちら
10/27(火)18:00まで投票も受け付けています。第4回の記事で残りの3人の書評も読み比べて、1番読みたいと思った作品に投票お待ちしております。


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