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今昔、我が子を観る目は、移り変われど、親はずーっと『1年目』。

皆様こんばんは!
子供との関わりを大切にしたい、ミドサー主婦honaです!


昨日は、子供の遊びを観察した話を残しました。


この中でも、最後の方に少し触れたのですが、
育児をする年月を重ねているからか、保育について少しずつ勉強しているからか、
子供の遊びや、行動について、以前よりも観察眼が上がっているように感じています。


実は他にも、そう感じる出来事がありました。

それは、

我が子たちの、今より小さい頃の、動画を見た時

でし た。


当時の私には絶対抱かなかった考えや思いが巡ることに、
最近、昔の動画を見て気づきました。


例えば、息子4歳、娘が1歳の頃。
2人とも座っていて、息子の目の前に娘が座っている状態。
動画の中で息子は、深めのお皿みたいなおもちゃを、娘の頭においては

「妹ちゃんのぼうしは、なんだ、ぴた!」

と、歌っています。
でも娘もじっとしていないから、頭に乗せた帽子に見立てたお皿はすぐに落ちてしまうのだけど、それを息子は何度も、繰り返し娘の頭に運んでは、また

「妹ちゃんのぼうしは、なんだ、ぴた!」

と、何度も何度も歌っていました。


一分弱の動画の中で、5回ぐらい繰り返されていたから、多分、実際はもっともっと繰り返していたんでしょうね。

そして、当時の私はそれが可愛くて面白くて、撮影していた。

当時の私は、

このフレーズをきっと保育園で聞いてきて、気に入ったんだろうな

くらいにしか思っていなかったと思います。

それがつい最近、この動画を見返した私は、

この歌が、彼の栄養になっているんだな。
この遊びも、彼の一つの学びになっているんだな

という風に考えました。


また、もう少し大きくなった息子5歳、娘2歳くらいの動画。

息子が楽しそうに叫んだ言葉の後に、娘も「にゃー」みたいな言葉にならない言葉を、ほぼ必ずと言っていいほど言います。

これも、当時の私は、娘ちゃん、言葉の練習してるんだな〜ぐらいにしか思っていませんでした。

もう今になってよく聞いてみると、娘の言葉は、明らかに、息子の言葉を模倣していました。
似たような言葉を、娘は息子の後に必ず言うのですよね。


こういうことは、まあ、育児のスキルが保育のスキルが向上したわけではなく、当時は小さい子供を2人を抱えて毎日バタバタの育児だったので、忙しさにかき消されていただけ、とも言えるかもしれませんけどね。


そして思えば、
その状況って、今も同じじゃないかと。

いま、小学3年生の男子、年長の娘。
娘は女同士だからなんとなくわかるとこもあるけど、
やっぱりなかなか掴みきれないのが、男の子。

学校教育への疑問もあり、彼のこれからについて考えたり、そのためにどう関わった方がいいのかって悩んだり…
不安はつきません。

でもきっと、また3年後とか10年後とか、
ふと、今撮っている動画を見返したり、日記を読み直したりしたら、

今だったら、こういう風に考えるなぁ

って思うことっていっぱいある、のですよね、きっと。


きっと
そんなの当たり前で。

だってみんな、第一子の時は、お父さん、お母さんも「1年目」なわけで。

で、そこから子供の成長とともに、親としてのキャリアを重ねていくんだけれども、
相手も人間、体だけじゃなくて精神的にもどんどん変わっていくし、時代背景も違うから全然追いつけなくて、
なんなら親キャリアは、積み重なっていないじゃないか?!

つまり、親は、いつも育児1年目だって言ってもいいぐらいなんじゃないかな、と思いました。



育児とか保育とか、もちろん知識を習得できる部分は進めつつ、それでもどうにもならない部分は、きっと子供との関わりにはあるんじゃないか。

そう思って、じゃあ今私たち親にできることは何だろう?と、地に足をつけて考えることが、大切なんだなーーと、考えさせられました。



では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona

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