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2月第1週 今週のおすすめ「本の話」 5選

今週は芥川賞作家である石原慎太郎さんの訃報がありました。文春新書からは話題の『糖質中毒』をご紹介。また高校生直木賞候補作の発表や、大好評のミステリー座談会が公開されました。ほかにもオール讀物からは有栖川有栖さんのインタビューをお届けします。

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★追悼 石原慎太郎 最後まで憂慮した子孫たちの未来

芥川賞作家として、そして東京都知事や環境庁長官として知られる石原慎太郎氏が、2月1日、89歳で亡くなりました。2018年に刊行された『日本よ、完全自立を』は実体験に基づく直言が数多く綴られています。本の話では、その中の一編を紹介します。


★人はどうして太ってしまうのか。そして、なぜ痩せられないのか。

それは意思弱さや体質の問題ではありません。では、どうすればいいのか――そのヒントは、『糖質中毒 痩せられない本当の理由』に書かれています。ここでは、同書より一部抜粋して、「糖質中毒」の知られざる怖さについて紹介します。

■「かけ」や「もり」は危険、いかにも健康に良さそうな野菜ジュースも実は……「糖質中毒」の知られざる恐ろしさ

■市販されている飲料品には、どのくらいの糖質が入ってる? イライラや老化の原因になる“糖質”を徹底解剖《数値公開》 


★第9回「高校生直木賞」候補作決定!

高校生直木賞とは全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近1年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ試みです。

前回は伊吹有喜さんの『雲を紡ぐ』と加藤シゲアキさんの『オルタネート』がまったくの同票で、史上初のW受賞となりました。

今回は第165回・第166回直木賞候補10作品より、6作品が第9回高校生直木賞候補作として選ばれました。


★ステイホームのお供に! 2021年の傑作ミステリーはこれだ!【前編】<編集者座談会>

ふだんミステリーを担当している文春の編集者が集まって、2021年のおすすめ作品を総まとめする座談会。大好評の上半期に続いて、2021年に発売されたミステリー作品をさまざまな角度から語り合い、傑作をおすすめします!

■2021年上半期(国内編)はこちら

■2021年上半期(海外編&まとめ)はこちら


★火村シリーズ、誕生30年! 待望の最新長編はコロナ禍の殺人事件を追う――『捜査線上の夕映え』(有栖川有栖)

犯罪社会学者の火村英生と作家の有栖川有栖(アリス)が難事件を解決する人気シリーズも、第一作『46番目の密室』から30年を迎えました。そのシリーズ最新作についてお話を伺います。


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おしらせ☆《読んで楽しむ、つながる》小説好きのためのコミュニティ! 「WEB別冊文藝春秋」がスタートしました。

連載中の作品は第1回からすべてお読み頂けるほか、WEBオリジナルコンテンツもお楽しみいただけます。

また、「読む人と書く人がつながる場所」であることを大切に、毎月人気作家のオンラインイベントを開催! 「WEB別冊文藝春秋」開始を記念して、ともに『別冊文藝春秋』の連載作家である有栖川有栖さんと一穂ミチさんのオンライントークショーを開催します。

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