世界にひとつの巨大スケッチブック -4-
切って、削る
本文の形が仕上がったところで、いよいよ表紙の制作に入っていきます。
まずは芯材となる木材を加工するところから。
アトリエの外に出て、丸のこで木の板を切るところからスタートです!
寸法を測って、丸のこスタート!
本を作っているとは思えない光景ですが、
こうして、表紙の2枚と背の1枚、合計3枚の板が出来上がりました。
出来上がった板の側面をきれいに化粧していきます。
これで表紙の芯材の準備が整いました。
貼って、合わせる
それでは、表紙と背をつなぎ合わせていきましょう。
まずは背の板とクロスを貼り合わせる作業から。
背の板の両側に、表紙の板を配置してつなぎ合わせます。
本文との整合性を確認しつつ、
クロスを貼り込む工程へ。
芯材である木材にボンドをまんべんなく塗っていき、
クロスを貼り付ける準備をします。
表側にしっかりと貼りこんだら、裏側に回り込ませて、
こちらもていねいに折って貼り付けていきます。
表紙らしい造形ができあがりました!
見返しのサイズを確認して、いったん終了です。
次回に続きます!
(世界にひとつの巨大スケッチブック 第3回 おわり)