永平寺白龍

福井県にある永平寺。
その地に酒蔵がある。
創業二百年の吉田酒造、
そのフラッグシップが
酒「永平寺白龍」だ。

酒米は地味豊かな
地元の永平寺産山田錦、
仕込み水は清く美しい
白山麓の雪溶け水。
清涼な風土が酒になった。

六代目蔵本吉田智彦の思いを
長女吉田由香里が社長となり、
次女真子が杜氏となって継承。
「永平寺白龍」の大吟醸が
全国新酒鑑評会で金賞を受賞。

「永平寺白龍」は3種類。
米と水と土で各々「てきてき」。
「てきてき」とは禅用語「的的」、
あるがままを追求すること。
米・水・土を追求した酒だ。

私の姪子が杜氏真子の友人で
抜群に旨いこの酒を知った。
若い社長と杜氏の姉妹に幸あれ、
そう願わずにはいられない。
真摯な酒造りに乾杯!