ハニージャズオーケストラ

爆音炸裂のオープニング、
「Born to be Wild」。
映画「イージーライダー」の
バイクシーンを思い出す。
僕が入っているビッグバンド、
「ハニージャズオーケストラ」の
自主ライブが阿佐ヶ谷で行われた。

「ボギーとペス」で有名な
ガーシュインの「Summertime」。
冒頭をアルトサックス3人が
立ち上がってばっちり合わせる。
ボクも綺麗な音で優雅に奏でた。
夏の曲だけど暑い日だったから
5月に演奏したっていいか。

エロル・ガーナーが作曲した
スタンダードナンバー「MISTY」。
ボクのソロをホールに響かせた。
来てくれた妻や友人たちは
ニコニコで歓声を上げてくれた。
毎日練習してきた成果、
「いい音だった」と言ってくれた。

ラストは「Sax to the Max」。
サックス隊が極限まで吹きまくる
ノリノリだけど難しい曲。
うんと練習してきたのに、
音を一つ間違えてしまった。
最後はバッチリ吹けたので、
まあ良しとしようと自分を慰めた。

アンコールの大きな声と拍手。
エリントンでお馴染みの
「Take the “A” Train」。
思い切り吹きまくり、
全11曲がすべて終わった。
痛快で愉しかったライブ演奏。
こりゃ、やみつきになるぜ!