見出し画像

月一セラピーの日でした 恐怖また恐怖 身動きできないのは訳がある

オンライン家庭教師のマッチング会社は多数あります。個人契約のオンライン家庭教師として少しずつ生徒さんが増えていますが、増加率は微々たるもので当座の生活費が心配になってきました。どんなにうまくいっても卒業する生徒さんがいます。一人やめると収入がガタっと減ります。

「普通に考えて」契約会社は単価が低くても集客を全部一人でしなくていいので楽ですよね?会社によっては個人営業をしなければならないところもありますが、少なくとも家庭教師を探す目的の人しか会社のHPを見ないので、流し読みする人がほとんどであるブログとはだいぶ違います。

しかし、なぜか私は会社に登録することができないのです。身体がのけぞります。昨年夏に意を決して応募したらなぜか審査落ちでした。ええっ!?他はともかく家庭教師としてはかなり適した経歴なのに。大学名もばっちり笑。台風が当地を直撃した日に「残念ながらご意向に沿えず・・・」というメールを見た時の衝撃を今でも覚えています。

しかし、もしかすると審査落ちは無意識に私が放ったエネルギーの結果かもしれません。

セラピーでその話題が出ました。身体感覚を頼りに進めるセラピーです。感覚を探るとみぞおちや後頭部、おでこの辺りに違和感がありました。応募して審査される場面を想像するとお腹が痛くなってきました。下痢ピーの三歩手前みたいな感じ(すみません)。あとはどこか部屋に閉じ込められてスーツ姿の男性に見張られているような光景が浮かびました。

お腹が痛くなるのは背側迷走(はいそくめいそう)神経が働いたようです。

人はアクセルの神経、交感神経によってたたかったり、逃げたり、そしてリラックスの神経の副交感神経によって落ち着いたり、お休みしたりします。ポリヴェーガル理論によると、このリラックスの神経は2つに分かれます。(背側迷走神経と腹側迷走神経)
まずは、一人でリラックスするときです。背側迷走神経という神経を使います。一人でご飯を食べたり、ぼーっとしたいな、というときはありませんか?人といることに疲れて一人で自由気ままにいたいとき、この神経がはたらいています。「休息・消化」モードです。人と会話したり、つながることがめんどうでおっくうなときです。
(中略)
背側迷走神経は一人での休息や消化の他にも、危険な時に身を守って凍りついてくれる、解離してくれる、シャットダウンしてくれるというありがたい役割も担ってくれているのです。本当に危険なときはたたかったり、逃げたりという行動自体が逆に命を危険にさらしてしまうからです。極度の温存モードです。

「今ここ」神経系エクササイズp35,36 浅井咲子著

カッコ内は私の補足

背側迷走神経は危険な時に身を守って凍りついてくれる、解離してくれる、シャットダウンしてくれるというありがたい役割も担ってくれているのです。本当に危険なときはたたかったり、逃げたりという行動自体が逆に命を危険にさらしてしまうからです。極度の温存モードです。

抵抗したら殺されるような場面では、無抵抗が生き残りの確率を上げます。幼い子どもはとても脆弱な存在ですから、大人なら何ということがない場面でも命の危険にさらされます。たまたま暗い部屋に閉じ込められた、授乳の時間が遅れたなど。養育者(たいていは親)は子どもにとって生活のすべてを握る絶対的な存在。逆らえばすなわち死を意味します。頭で考えるより先に自律神経系が察知して本体を動けなくするようです。

安心安全を感じられない環境で育った人は、大人になっても凍り付き反応が瞬時に起こるようです。大人の頭で客観的に見てどうということがない場面でも、「死の危険が迫っている」と身体が判断して自分に急ブレーキがかかります。「しょっちゅうパニックになる」、「何もないところで崖っぷちみたいに慌てるね」20代から30代にかけてそんなことを言われました。

家庭教師の会社に応募して審査される場面を想像するとお腹が痛くなったr理由がわかりました。幼少期から積み重なった恐怖体験と似たものを身体が瞬時に察知して「動くな!危険!」というサインを出したのです。会社に登録するときに審査されても通常命の危険はありません。いくら頭でそれが分かっていても、身体は遠い昔のことをよく覚えていて危ないというサインを出します。サインに蓋をしてポジティブに頑張ろうとすると、あるところまでは上手くいきますが、後で抑うつ状態になるなど酷いしっぺ返しを食らいます。過去何度もそういうことがありました。。。

セラピストと一緒に神経系を整えるエクササイズをいくつかしましたが、いつもと違ってほとんど改善しません。自分の中に相当大きな恐怖が眠っているようです。私は出生後ずっと、もしかすると出生前から強いストレスを受けて生きていました。恐怖体験は身に覚えがあり過ぎてさっぱりわかりません苦笑。焦らずほんの少しずつ取り組みます。

2020年12月にこのセラピーを受け始めてから、状態はかなり改善しました。実家にいて一人教えるだけで疲れて寝込むぐらいだったのが、一人暮らしの雑用をこなしつつ複数の生徒を教えています。親御さんの何ということがない一言にパニックになるとか、硬直して息が詰まるようなことはほぼ皆無になりました。一言でいうと生きづらさがだいぶ薄れました。

今回、具体的に何が怖いのか分かったのは進歩でした。訳が分からない恐怖よりわけがわかる恐怖はだいぶマシです。

無理せず、怖くないことを進めます。ブログやFBである程度集客できているのは偉大なことだとセラピストさん。ありがとう💖noteも引き続き書きます。今年はnoteをまとめて電子書籍「親を赦さなくても幸せになれるの?大丈夫っす(仮)」を執筆予定です。

**********************************
普段はオンラインで数学を教える家庭教師です。お仕事ブログ
https://ameblo.jp/homo-ludens3839

毒親関係など雑多な呟き X(旧Twitter)
https://twitter.com/homoludens496

今受けているセラピーの特徴
https://aoimikako.com/2568-2/

Facebook
https://www.facebook.com/akiko.fujii.73550


いただいたサポートは、教養を深めるために使わせていただきます。ありがとうございます。