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「変なプライド」を貫き、ほかの人とは違う存在をめざす

大泉洋さんのインタビュー記事
「北海道が生んだエンターテイナー・大泉洋の50年」

幼少期から50歳の現在までを振り返る
30分くらいの動画と少し長めの記事です。
大泉さんの飄々としたちょっと笑っちゃう語り口で
とても楽しく聞くことができました。

中でも私が一番惹かれたのは
「北海道の仕事をすべてやめて、東京の仕事に絞ろうとは思わなかったのか?」
という問いに対する大泉さんの答えです。

「北海道で売れた、という変なプライドがある。
全国区の普通の芸能人になりたくない、という思いがあった。
 
ちょっと異質な存在でありたい。
『北海道のローカルタレント』に変なプライドがあった。
ほかの人とは違う存在でいたかった。」

今や日本を代表する俳優であるにもかかわらず
「北海道」の印象が強く
「水曜どうでしょう」のころから変わらずぼやいてばかり
「人を笑わせるのが好き」
そんな唯一無二のおもしろい存在である理由がわかります。

さすがです、かっこいい。


ほかの人と違う存在になりたい。「変なプライド」を大切に

大泉さんほど光るのは難しいかもしれませんが、
「ほかの人と違う存在になりたい」
と思うことはありませんか?

私は税理士をやっていますが、
「よくいる税理士」とは違う存在になりたい
と思っています。

長年税理士事務所に勤めていましたが、
「税理士」の在り方や仕事のスタンスに疑問を持つことが多かったです。

例えば、

  • 堅いイメージ

  • 顧問料をいただいていても、毎月やることは会計ソフトに入力してソフトからプリントアウトした「試算表」をそのまま渡すだけ

  • スタッフ任せで所長がお客さまに会うことはほぼない

  • お客さまより、お客さまを紹介してくれるところを大切にする

  • 専門用語だらけ

  • 拡大志向 など

他の業界でも何かしらの「常識」があると思いますが、
私はその常識にずっと違和感を抱いています。

そして、この違和感を抱いていることに「変なプライド」を持っています。


フリーなって「変なプライド」を貫く

フリーになるメリットは
「変なプライド」を貫いて、ほかの人とは違う存在として仕事ができることだと思います。

自分がこうありたいと思い、それを求めるお客さまがいれば、常識にとらわれず思ったとおりにやっていけばいいのかと。

私は今では、

  • ひとりでラジオを聞きながら仕事

  • ひとりなので、お客さまとのやり取りは必ず私がやる

  • 「試算表」をそのまま渡さず、見やすいように加工して説明する

  • 煩わしくなる紹介をするところとは付き合わない

  • なるべく堅くならないようにする

など、自分の中で違和感があった常識から
距離をおいています。

みんながそうだから、ではなく
ほかの人と違う存在になれる
そんな「変なプライド」を大切にしましょう。

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