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MRIについて
①MRIとはどんな検査か
MRI(核磁気共鳴画像法)とは核磁気共鳴現象という物理現象を用いて、生体内に多く存在する水素原子の陽子から出る電磁波に位置の情報を与えて画像化したものです。
CTみたいに放射線は用いないので被曝は全くないです。
様々な撮像法で脂肪や出血などの存在診断も可能です。
また、血液の信号を造影剤なしで得ることができるので、造影剤を使用せずに血管の画像を得ることもできます。
②MRIの実際
検査着に着替えてもらい、問診を受けます。
内容はペースメーカーを植え込んでいるか。体内に金属を入れているか。体に身につけている金属はないか。入れ歯や補聴器はないか。湿布はないか。刺青はしてないか。閉所恐怖症はないか。などです。
いわゆる金属がないかをみるので、できれば金属類は外してきましょう。
また、湿布は磁気で火傷を起こすので検査の日は除去してくるとスムーズな検査ができます。
手術をして頭にコイルやクリップが入ってたりする場合は磁気が弱いMRIでおこなったりします。
問診が終わると造影剤を使用するなら点滴を取られます。
単純なら、検査技師が金属探知機で磁性体がないことを確認後、検査室へ案内します。
患者さんの私物は金庫などで保管されますので安心を。
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