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アート

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#ART

2022年まとめ《アート》

2022年まとめ《アート》

展覧会、パフォーマンスで特に良かったのはこちら。

⚫︎「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策」at アーティゾン美術館
⚫︎「メディウムとディメンション:Liminal」at 柿の木荘
⚫︎梅田哲也『リバーウォーク』(KYOTO EXPERIMENT)
⚫︎アレック・ソス「Gathered Leaves」at 神奈川県立近代美

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「平成美術:うたかたと瓦礫デブリ 1989–2019」のカオスラ資料展示について

行った感想としては、資料展示になった理由が何故どこにもちゃんと明記されてないんだろうとすごく引っかかった。 加害者を含むグループの展示があることについて、何故資料展示という形で展示したのか、これだけ騒ぎになっていて現在も係争中というとてもデリケートな件なのに、ほとんど何も知らせずにカオスラの名前を展示の中に加えているのは不誠実ではないかと思った。

黒瀬陽平氏の加害の事実や彼の顔など何も知ら

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「ホントコ!」# 13 津田大介さんと生トーク♪ 「愛知トリエンナーレから始まる『自由』の再構築」

昨日は「ホントコ!」# 13 津田大介さんと生トーク♪ 「愛知トリエンナーレから始まる『自由』の再構築」へ。
https://www.kokuchpro.com/event/1a1011d70d7c1d82021ed2a81cf7d52b/

あいちトリエンナーレのコンセプトから始まって、成果(映像プログラムや音楽プログラムでもジェンダー平等を達成してたとは!)、不自由展騒動の経緯、補助金不交付

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2019年まとめ《アート》

展覧会は424ヵ所行ってた。
芸術祭は4つ。

展覧会、パフォーマンスで特に良かったのはこちら。

・アピチャッポン・ウィーラセタクン『フィーバー・ルーム』@東京芸術劇場
・目「非常にはっきりとわからない」@千葉市美術館
・小金沢健人「Naked Theatre –裸の劇場– 」@KAAT
・ルート・ブリュック「蝶の軌跡」@東京ステーションギャラリー
・池田衆「Object and Image

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2018年まとめ《アート》

展覧会は395ヵ所行っておりました。
芸術祭は6つ。

展覧会、パフォーマンスで特に良かったのはこちら。
・「アートのなぞなぞー高橋コレクション展」@静岡県立美術館
・「没後50年 藤田嗣治展」@東京都美術館
・「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」@東京国立近代美術館
・ミロコマチコ「いきものたちの音がきこえる」@世田谷文学館
・ホンマタカシ×contact Gonzo「鹿を殺すと残る雪」@

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2016年まとめ《アート》

展覧会は362ヶ所行っておりました。
(芸術祭は1日を1つとカウント)

特に良かったのはこの6つ。
ICCのジョン・ウッド&ポール・ハリソン
シャネルネクサスホール「Retrace our Steps – ある日人々が消えた街」
大巻伸嗣「くろい家」
埼玉近美のラルティーグ
清須市はるひ美術館の榊原澄人
ギャラリー間のトラフ

芸術祭は5つ。
あいちトリエンナーレ
瀬戸内国際芸術祭
岡山芸術

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「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス―さざめく亡霊たち」 記念講演会

クリスチャン・ボルタンスキーと横浜美術館館長の逢坂恵理子さんのお話を聞いてきた。
https://www.teien-art-museum.ne.jp/programs/boltanski_lecture.html

「私たちは常に日々死んでゆく」という言葉が示す通り、死という普遍的なテーマ、忘却や消滅ということにとても関心がある方だった。

芸術作品とは、観る人がその中に自分を見出せるもの、

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あなたは自主規制の名のもとに検閲を内面化しますか

一昨日行ったキセイノセイキ展のカタログ(元々展覧会図録じゃないものを作りたいという意図があったことや、展覧会名や監修から都現美の名前が外れたことを考えるとこの言い方はほんとは違うんだけど)の刊行記念トークイベント。
http://artscommons.asia/news/858

めちゃめちゃ熱かった…!
この展覧会に実際に関わった人だけではなくて会場にいた人の熱量もすごくて、この問題に危機

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ポンピドゥー・センター傑作展 開催記念 「場所をつくる」建築家 田根剛の仕事 ~競技場、美術館、展覧会、舞台まで

6/11から東京都美術館で開催される「ポンピドゥーセンター傑作展」の会場構成のため帰国中の建築家田根剛さんのお話を聞いてきた。
http://www.aoyamabc.jp/culture/pompi/

これまで手掛けたものの紹介から、プロジェクトを進めていく上で大切にしていること、現在拠点としているパリでのこと、アートのこと、影響を受けた建築家等々、面白いお話がいっぱい聞けた!

田根

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3331 Art Fair スペシャルトーク高橋龍太郎×藪前知子

「3331 Art Fair スペシャルトーク高橋龍太郎×藪前知子」行ってきた。
http://www.3331.jp/schedule/003348.html

憧れの高橋さん✨
お話聞くのは2回目だったけど、やっぱり素敵な方だった。日本のアートへの熱い想いが溢れてて、コレクターとしての責任と覚悟にただただ脱帽。

学生時代に映像作家になれなくて自分が果たせなかったアートへの想いを再編集

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本城直季写真展「東京」講演会

本城直季写真展「東京」へ。
http://cweb.canon.jp/gallery/archive/honjo-tokyo/

今日は本城さんのトークイベントも聞いてきた。
学生の頃の写真も見せてくれて、本城さんの代名詞のようなミニチュアみたいに見えるボケ感も、試行錯誤の末だんだん獲得していったものだと知った。
そもそも最初から写真に興味があった訳じゃなくて、映像やりたかったけどその学科に落

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箭内道彦×鈴木康広「漂流のゆくえ」

今日はクリエーションギャラリーG8開館30年記念トークイベントの第1回目で、箭内道彦×鈴木康広「漂流のゆくえ」聞いてきた。
この2人だったら絶対面白いだろうと思ってたけど期待を裏切らない面白さだった!
http://rcc.recruit.co.jp/g8/related_post/event/20160121_18659.html

一般的な社会の流れに馴染めなかったという共通点を持つ2人は

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ジョン・ウッド&ポール・ハリソン「説明しにくいこともある」

めちゃめちゃ面白かった!鈴木康広さんとかレアンドロ・エルリッヒとか目の付け所がユニークで発想が豊かな人が好きなので、ものすごく楽しかった!展覧会名も秀逸。

シュールでちょっと不思議な映像の数々。2355で見たのもあった。
2人の身長差・体重差をうまく利用してた。主に黒い衣装を着てたり、緑と青の物体が多かったり、統一感があるのもよかった。
クラッカーの映像でウッドが笑いをこらえてたの面白かった

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