見出し画像

自炊は安いか

この間、家人の生誕祭イベントがありました。
おめでとうございます(いくつになったかは覚えていない)。

既に祝われて嬉しいとか嬉しくないとかそういう年齢ではないと思いますが、1年間(なんとか)健康で過ごせて良かったです、これからも宜しく、という意味を込めて毎年お祝いを致しました。めでてぇ。

いつもはちょっと外食するか、という流れなのですが今年は自宅で祝ってみました。

まず、生誕祭ランチがこちら


宮城県仙台牛
山葵+塩・山わさび+醤油+味醂+バルサミコソース

当方は万年減量中なので一切れを頂くに留めました。こんな高い肉2枚も買えるか

こちらのお肉で2000円弱の金額。
激安の焼肉ランチ食べ放題1人前の金額くらいの肉ですな。
このレベルの肉を店で食べることを考えたら、まあ、ずいぶん安いですが……

こんな肉は勿論普段は買わないので、肉屋で涙流して震えながら購入したのですが(迷惑な客)所謂『量がそんなに食えねぇ良い肉』です。
醤油をはじく脂の強さ。食うのにパワーがいります。
家人は年の割に胃袋が丈夫なのですが『これは1枚でいいわ』と言っていました。2枚目所望されたらパイルドライバーかける予定だったので命拾いしましたね。

今回初めて専門店の肉屋に足を踏み入れたのですが、ステーキ肉は勿論エクスペンダブルズ並のボリューミーな金額! しかし、牛スジやレバー、ホルモン等のスーパーであまり見かけない部位も比較的安価で販売されている他、イベント日は豚バラや挽き肉の割引サービスなんかもあって買い物選択肢が一つ増えましたな(⁠・⁠∀⁠・⁠)

メインディナーはこちら

新鮮ピカピカですな
魚河岸でござる

その日、昼から業務で外に出ていたのですが、用向きのある場所からすぐ近くに市場がある事が判明。
クーラーボックス抱えて待ち合わせにやってきた先輩を見て後輩がどう思ったかは知る由もない(推して知れ)。


蛸4匹
きずし用の鯖二匹(写真撮り忘れて塩をまぶした後)
甘エビ一盛り(しっかりとした量)
牡蛎 ワンパック(写真外に鬼の量がある)
ホウボウ二匹
トリ貝一盛り(鬼の量)

締めてこれで5000円。
後輩にもクーラーボックス間借りさせてやるから何か買うかと水を向けた所、威勢の良いお兄さんから穴子と鱧を受け取っていました。

店によっては頭落として腹出してくれる所までやってくれるので、柵に出来る腕前の方はお勧めです。
なお、値引き交渉するなら処理はご自身でする事をお勧めします。
やってみると魚さばくのはそんなに難しくないので是非一度トライを。強いて言うなら生ゴミの処理が夏場はキツイってとこでしょうか。

貝については小型ナイフか専用のナイフがないとちときつい部分ありますが(単純に危ないので)トリ貝はわりかし簡単にできました。
単純に時期によるのかもしれませんが、一盛り鬼の量で四百円と驚きの金額だったので一度トライをしてみても良いのでは。
ただ、時間と手間は取られるので(寿司屋で貝を食うと高いのに納得。手間賃でしょうな)お気をつけて下さい。氷は必須です!


さばいたホウボウの刺身とイクラと雲丹
大トロ

いくら雲丹大トロについては通販で購入、八千円でした。
雲丹はミョウバンの香りがしっかり残るタイプ、いくらは粒がしっかりしていて味はあっさりめ、大トロはしっかり200グラムありましたが、数切れでギブアップしました(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)
通販については『おー、豪華〜』という華やかさはありましたが、リピについてはお茶を濁しておきます。うむ……うん……。だが、店で同じレベル食べるよりは圧倒的に安い。なんせボリュームがある。

そして迎える翌日

翌日の昼食・炙り漬け大トロとホウボウ丼
大和芋と葱を乗せて

雲丹・いくらはその日に消費したのですが、余った分は煮切り醤油に漬け、翌日炙って丼にしました。大トロは相変わらず魅惑の脂っぷりでバーナーにも勝るバチバチ具合でした……
写真はありませんが、この日の朝ごはんにトリ貝の炙り丼にしたので2食続けて海鮮丼でござる。


夕飯は牡蛎のオイルパスタ

鬼のごとく量のあった生牡蠣はパスタに。
本格的なボンゴレビアンコのレシピをアレンジして牡蠣でやってましたが、まーーーーうまかったです。
貝類持て余したら白ワインで蒸してバターとオリーブオイルでパスタにしてみたら大体の問題は片付くのかな、と。


2日間に別けてお届けしましたが、金額で言えば勿論節約飯ではないので安くはありません。
ただ材料費だけ見るなら【このレベルを外で食うなら圧倒的に家のほうが安い】という結論でしょうか。
注意点として、料理担当が料理好きで、ある程度体力がある場合に限りますが。魚さばくのも片付けるのもそこそこ手間がかかるので………
なお、購入した蛸は煮付けて蛸飯に、鯖はきずしになりました(⁠ㆁ⁠ω⁠ㆁ⁠)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?