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米を炊いたらなんとかなる

私は食べることに興味がない。
料理が苦手だとかそういう次元ではない。
外食だろうが自炊だろうか、そもそも食べるということに全く魅力を感じない。
私にとって食べることは消耗であり疲労であり修行である。

しかし全く食べないわけではない。
どうにかしている。

最もストレスを感じるのはお金だ。
食べ物にかかる費用は昨今の物価高も相まって、さらなるストレスを感じるものになった。
もちろん、無駄な外食はしない。外出先で不用意にお腹が減ったなどと感じないように、
外出前には家で冷蔵庫にあるものを胃に詰め込んで、カバンの中には保温ボトルにお茶を入れて出かける。

ご飯はおおむね自炊。 
しかし食べ物に興味がない私がどうやって自炊しているのか、不思議に思うかもしれないが、自炊というのは難しく考えなければ、こんな私でもどうにかなるものである。

世の中にはネット上にも書籍にもおしゃれなレシピが溢れ、
基本のレシピと言いながらも結構工程の多いものもある。

料理が好きで楽しめている人は、そういうものを見ながら自分の腕を磨き
出来上がった料理を楽しみながら生活に彩りを加えたら良いのだろうが、
私のような食事になるべくエネルギーを割きたくない人は、ネットに溢れるおしゃれ料理を見ながらゲンナリして自分がダメな子なのではないかと思い込んでしまうのではなかろうか。

いやいや、そんなことはない。
最もお金をかけず、効率よく自炊し、低コストで生き延びる。
そのために必要な、私なりのコツが3つあるで以下に書いておく。

1・米は炊く

物価がどんどん上がって商品の価格改定が頻繁に行われてきても、米だけは価格がほとんど上がっていないのにお気づきだろうか。節約したくば、とにかく米。おかずを作れなくてお惣菜を買ってもいいから、とにかく米だけは炊く。これで確実にぐんと節約が進む。

2・炒めるor煮るor茹でるができれば大丈夫

料理はもちろんこだわれば、際限なく色々できるものなのだが、ひとまず家にある調理器具を確認。フライパンを持っているなら炒めることができるし、鍋があるなら煮たり茹でたりができる。それだけできれば大丈夫。フライパンしか持っていなくても、少し深さのあるフライパンなら少量を茹でることも可能。
難しく考えず、野菜や肉や魚、その時に安いものを買ってきて、加熱すれば食べられる。

3・ちょっと良い塩があればなんとかなる

調味料をたくさんそろえて使いきれないなど、無駄遣いの極みである。とりあえず、ちょっと良い塩があれば、大体のものが美味しく食べられるので、あれこれ買う前にまずは塩。私がよく使うのは、ピンク色のヒマラヤ岩塩か、白だとゲランドの塩。この辺りがあれば、野菜を茹でたり炒めたりしただけのものに、パラパラと塩をふりかけて食べるだけで美味しくなる。なんだったら、炊いた米に塩を振りかけるだけでも美味しく食べられる。

以上3点である。
レシピはいらない。
スーパーで食材を買い、米を炊いて食材を加熱調理して、塩振って食べましょう。

私が最近使っているヒマラヤ岩塩はこちら

好きなゲランドの塩はこちら

一度の食事で2つまみ程度振りかけるだけなので、なかなか減りません。


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