妊活質問:クコの実の適量は?


こんにちは、
子宝薬膳家:多々良(たたら)です。


今日は久しぶりに、
メルマガ読者さんから頂いた
妊活質問へ答えていこうと思います。


これまでの妊活質問:


・甘いものがやめられない人へ
https://note.com/homedoctormother/n/n578c05c5f114


・痩せ型は妊娠しにくい?
https://note.com/homedoctormother/n/n0f37d9797d6b


・睡眠が浅い人へ
https://note.com/homedoctormother/n/n825f6e41d5d4


・燃え尽き症候群になってしまったあなたへ
https://note.com/homedoctormother/n/nbbbd1146d1bb

    ●


今回の質問はこちら。


「クコの実の適量を教えてください」


ご質問、
ありがとうございます。


まずクコの実の説明から。


杏仁豆腐の上に乗っている
赤い実がクコの実です。


実は、
漢方薬でも使われるほど
薬効の高い生薬なんです。


エネルギーを補い、
血を増やしてくれるので、


滋養強壮、疲労回復、
アンチエイジング
といった働きもありますし、


別名:食べる目薬とも
呼ばれるほど


視力減退、かすみ目、飛蚊症、
充血などの目のトラブルにも
使われます。


私が妊活でクコの実を
お勧めしているのは、


妊娠に必要不可欠な
血を作ってくれること、


腎とういう生殖器官
(子宮・卵巣・精巣)を
強めてくれること、


があるからです。


    ●


さて、質問の”適量”ですが


目のトラブルを
改善したいのであれば、
1日5粒程度でOKです。


もし、


・腎を強めたい

・生理の量を増やしたい
=子宮内膜を厚くしたい


といった、妊活のために
使うのであれば、


1日大さじ1杯以上が
お勧めです。


強く、早く薬効を求める場合、
1日【20g】ほどを【毎日】
食べ続けるのがお勧めです。


    ●


クコの実はそのままで
食べても充分薬効が高い
食材ですが、


さらに薬効を引き出す
方法があります。


そのまま<お湯<お酢<お酒


そのままよりも
お湯に浸した方が
強くなり、


お酢に漬けると更に
強くなり、


お酒に漬けると
最も強くなります。


(これはクコの実に関わらず
 全ての生薬に共通です)


高麗人参を酒に
浸したものを見たことが
あるかもしれませんね。


あれは、

薬効を最大限に
引き出すための方法
なんですよね。


    ●


妊活していると
お酒を控えている方も
いらっしゃると思うので、


お勧めとしては
お酢漬け。


お酢とお水を1対1の割合にして
クコの実を浸します。


クコの実が水分を吸って
ぷっくりしたら出来上がり。


薬効ではなく味の問題ですが、
甘みのあるお酢の方が相性が
いいので、


リンゴ酢やバルサミコ酢だと
食べやすくなります。


    ●


何年か前に座談会で
お話しして頂いた


44歳で自然妊娠、
自然分娩されたKさんは


毎日、

クコの実のお酢漬けを
夫婦で大さじ1杯づつ
食べる、


もしくは


片手で握れる限りの
大量のクコの実を
お味噌汁にドバッと入れて

食べていたそうです。


結構な量ですよね。

年齢が上がってくると
生理の量は減りやすくなりますが、


毎日クコの実を20g
食べていたら、量が増えてきた
という方もいらっしゃいます。


    ●


食べ方の例としては


そのまま食べたり、


ミックスナッツと
一緒に食べたり、


ヨーグルトの上に
のせたり、


お味噌汁に入れたり、


お鍋に入れたり、


ホットケーキに入れたり、


スクランブルエッグに
入れたり、


黒豆茶などのお茶に
浸したり、


サラダにトッピングしたり、


と様々です。

飽きずに、
習慣化して
食べられるといいですね。


    ●


クコの実は男性にもお勧めです。


特に


・年齢が高い男性

・性欲が低い

・タイミングを取ろうとしても
 最後まで出来ない

・精子が基準値を外れている
 (基準値ギリギリ)


といった男性には
是非召し上がって頂きたいもの。


ただ、
男性は見た目に馴染みがない
食材は嫌がる傾向が…


この赤いの何!?
となりやすい。。。


そんな方には
お味噌汁がお勧めです。


だしパックにクコの実を入れて、
お椀に注ぐ時に入らないように
注意します。


クコの実の甘みは
味噌と合わさると
感じなくなるので、
気づかないはず。


実を食べなくても、
液体に薬効は溶け出しているので
OKです。


実の方は捨ててもいいですし、
自分のお椀によそっても
いいですし。


    ●


ちなみに、
クコの実の薬効は
中国・寧夏地方のものが
最も強い、と言われています。


同じクコの実という生薬でも
産地によってグレードが変わり、
取引金額も変わるほど。


もし、手に入るのであれば、
寧夏産がお勧めです。


    ●


ちょっと情報量が多くなって
しまったかもしれませんが、
まとめると…


★妊活にクコの実は
 とってもお勧め


★適量は1日
 大さじ1杯以上


★1日20g以上だと
 変化を実感しやすい


となります。


    ●

多々良が運営する
子宝薬膳ショップでは

寧夏産のクコの実も
取り扱いしています。

せっかくクコの実を食べるのなら
ドライフルーツ屋さんではなく、

薬膳用のクコの実を
使ってみてはいかがでしょうか?


子宝薬膳ショップは
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