妊活質問:痩せ型は妊娠しにくい?

こんにちは、
子宝薬膳家:多々良(たたら)です。


今日はメルマガ読者さんから募集した
「聞いてみたいこと」へ回答していきます。


『食べても体重が増えない体質です。
 痩せ型は妊娠しにくいですか?』


ご質問、ありがとうございます。


結論から言えば、
痩せ【過ぎ】は不妊の要因となり得ます。


問題はあなたが「痩せている」のか
「痩せ【過ぎ】」なのか、ですね。


下記の数値が目安となります。


体脂肪率:21%未満

BMI:19以下


いかがでしょうか?


”脂肪”とか”コレステロール”って
悪者なイメージがありますが、


妊娠するためには
必要不可欠なんですよね。


妊娠の土台となる
女性ホルモン。


実はホルモンと体脂肪率は
深い関係にあります。


女性は体脂肪17%を切ると
ホルモン分泌が乱れるリスクが
高くなると言われています。


もし、痩せ過ぎ、または
痩せ過ぎに近いのであれば、


体重・体脂肪をコントロールする
意識をしておくと良さそうですね。


あなたは下記に
当てはまりますか?


■野菜を多めに食べている
 
 野菜:たんぱく質:炭水化物の比率は
 同じくらいが理想
 (炭水化物が少しだけ多めがバランス良し)


■置き換え食を利用している(していた)

 ”これを飲むだけ”系のもの。
 プロテイン、酵素ジュースなども含む


■お惣菜パン、菓子パン、ジュース、
 甘い飲み物をほぼ毎日摂っている


■甘いものを食べたいので
 食事の量を減らしている
 

■おやつを食事にしている


もし、上記に当てはまるのなら、
そこから改善していきます。


今回は”食べても体重が増えない”
とのことなので、


上記には当てはまらない前提で
改善策をお伝えしていきます。


薬膳で言うと”気虚(ききょ)”と言う
エネルギー不足体質の改善策が
お勧めです。


まずは、疲れていない状態を
当たり前にすること。


身体は疲れていると
消化力を落としてしまいますので。


消化力が落ちていては、
せっかく食べても身につきません。


頑張って食べるからには
吸収して欲しいですもんね。


お勧めとしては


・早く寝る

 昨日よりも15分早く寝る

 22時から寝れる日を
 週1日でも良いので作る


・休みの日は朝寝坊する


こうして疲れを残さない
生活サイクルにしていきます。


そして、食事は


・1回の食事量は減らして、
 ちょこちょこと食べる回数を
 多くして総量を増やす


・間食にはナッツ、ドライフルーツ、
 ゆで卵がお勧め


・毎日(できれば毎食)
 生でキャベツとシソ(大葉)を
 食べる


・ネバネバ食材を食べる
 オクラ、納豆、山芋など


・汁物を摂る


・お肉は煮込み料理で
 食べる頻度を増やす


・冷たい飲食物は控える


こうして、胃腸の負担を減らして
あげます。


これらを【ほぼ毎日】
出来るようにします。


【時々】やっているよ、
では根本解決になりませんので、

上記の全てを毎日”当たり前”に
なるまで続けてください。


もし、上記は全てやっているけど
一向に体重・体脂肪が増えない…
という場合は、


今の生活スタイルなど
色々とお話を聞かせて頂いた方が
お答え出来ると思いますので、
カウンセリングをご利用ください。


痩せ型の方でも
妊娠・出産された方は
いらっしゃいます。


例えば、ある方は
最初お会いした時は
線が細い印象だったのですが、


会うたびに
太ったわけではないけれど
身体の線がしっかり、
太くなってきていました。


(当時は対面でカウンセリングを
 行っていたのでお会いしていました)


その方は上記に加え、


・休日の外出を控えめにした


・仕事の担当を手放し
 負担を軽くしてもらった


・1日に色んな食材を摂るため
 細かく刻んで揚げに入れて煮るなど
 工夫をした


といったことをされていました。


ちなみに私がその方に
初めてお会いしたのは39歳の時、
妊娠されたのは40歳の時でした。


妊娠しにくくなる要因は
みなさんお持ちです。


痩せ気味、太り気味、冷え過ぎ、
疲れ過ぎ、ストレス過多…


それでも、
自分の身体を整えることで
身体本来の妊娠力を上げていくことは
出来ます。


あなたの身体が妊娠力を
最大限レベルで発揮できるよう
整えていけるといいですね。


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