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振り返り:2022年に私が最も影響を受けたものたち

ニューヨークから、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
(写真は、まだ大晦日のTimes Squareの様子。)

年末年始は友人の家で集まり三昧で、気がついたら2023年になっていました。もうすでに明けてしまったのですが、2022年の暮れに振り返りも兼ねて、1年で影響を受けたものを備忘録的に残していたので、ぜひ紹介させてください。

映画

Encanto

Encanto (和名:ミラベルと魔法の家)

「きっと数十本は観ているだろうに一番影響を受けたものがこれかよ!」とツッコミを受けそうなものを早速放り込んでしまったけれども、本当に感動したんです。それぞれのシーンの歌、ストーリーだけでなく、生きているように動く家の動き方など細かい部分まで、こだわっていて、飲み込まれました。コロンビアの明るい雰囲気や色彩も素敵。ちょうどモーションデザインの授業で行き詰まっていたところだったので、一つの突破口になった作品でした。

Dear Data

私が大好きなデザイナーの一人で、データを可視化することを得意とするGiorgia Lupiの名著。この本では、ニューヨークとロンドンに住む2人のデザイナーが、それぞれの日常に関わるデータを集めて、1週間に1枚ポストカードを送り合っていた時の1年間の記録が記されています。日常をデータに、データをきれいなデザインに変換されている様子が新鮮。詳しくはここでも紹介しています。


彼女の作品はMoMAの常設展に飾られています。

ドラマ・ドキュメンタリー

Single’s Inferno

韓国のロマンス系ドキュメンタリーで、独身の男女8人(全員マッチョで美人)が無人島で1週間過ごす中で運命の人を見つけられるのかどうかを試すというもの。今まで人生で意中の人に振り向いてもらえなかったことがないような8人が、苦戦している様子が共感できて楽しい。そして中には焦らしたり小悪魔的な人もいて、「こんなやり方があるのか」と考えさせられる。個人的には、自分がきれいだなと思った人がなかなかモテない理由がわからない…。

アニメ・漫画

ブルー・ピリオド


安定の美術系アニメ。矢虎の絵に対する情熱に、「私も頑張ろう」と何度励まされたことか…。それだけでなく、アニメや漫画でも美術の楽しみ方や、絵を描くコツなど紹介されているので、地味に勉強になっていました。

アルフォートとYOASOBIとコラボした少し前のミュージック・ビデオはもう100回は観たと思う。


ショー・パフォーマンス

Hadestown

日本ではあまり有名ではないけれども、超穴場ミュージカル。地獄の王ハデスの逸話と、亡くなった妻の後を追って地獄まで探しに行くオルフェウスの逸話がミックスされて進んでいきます。とにかく音楽とセットの動きが美しく、最後の結末は心が奪われました。あまり日本では知られていないので予習をして行った方が入り込めると思います。

美術館・展示

結構行ったはずなのですが、正直上記のように心を奪われるものは正直なかったです…。NYにある写真美術館(Fotografiska)のグロくもパキッとした色の写真や、抽象画からスケッチまで展示されているWhitney Museumは特にお気に入りでしたが…。ここは色々2023年に見つけたいところ。

実は先ほど家に帰ってきたばかりなので、2023年の抱負は考え中です。笑
本当に1年が新しく変わる節目は2月3日と言われていることを信じて、今年をどんな年にしたいか、少しゆっくり考えてみます。

今年もたくさんの素敵で面白い世界に触れられますように。

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