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「憧れ」を自分のものにする①

「憧れの人」、皆さんにはいますか?

「憧れ」には、

・相手がどんなものを持っていることに憧れたのか
・自分に何をもたらしてくれたことに憧れたのか

という視点があるのだと思います。
これらは切り離して考えられるものでもないはずですが、ここでは『「憧れ」を自分のものにする』をより具体的にみていくため、分解して考えてみたいと思います。

「どんなところへ憧れたのか」を深める

僕は、キャリアコンサルタントという資格を取り、同じ資格を持つ方、また資格を持たずとも対話をされている方などとの出会いのなかで、「プロ」の人に出会い、「憧れ」を感じる場面があります。
それは、知識量であったり、かかわり方、言葉の選び方、タイムマネジメント、アフターフォローなどなど、色んな要素が組み合わさっていたり、そのどれかが特に輝いていて、「憧れ」を感じます。

こうして書いてみると、「憧れ」という言葉には「幅」があり、要素を分解できることに気づきます。

「憧れ」について一歩踏み込んで、
「自分はあの人のどんなところに憧れたんだろう?」
「どこにプロフェッショナルを感じたんだろう?」

と問うこと。
それが「自分を活かすこと」へと繋がっているのだな、と感じます。

憧れの人に出会ったとき、ただただ圧倒されることもあるかもしれません。
「その人がやっていることを全て自分でもやってみよう」と思うかもしれません。
「憧れる方の全てをやってみる」ことが無意味だとは思いませんが、それは「自分を活かす道から外れてしまう」という可能性は含んでいるのだと思います。
「どんなところに憧れたのか」まで考えてみることが、
「憧れ」を自分のものにすることへ繋がり、
「自分を活かす道」というのを見つけられるヒントになる
のだと思います。


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