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ただの自分が勝手に光ってる

自分のとっておきのものを差し出さなきゃ、ということにあまりこだらなくなった。

起きられない朝のための短歌入門/我妻俊樹・平岡直子

「とっておき」と思っているのは自分だけなんてこともありますよね。

1か月前の文章ですが、今読むと、恥ずかしい思い出にふれるような気持ちになります。
でも、記事は消しません。
積み上げるとは、「過去を消さない」という側面があるものなのかもしれません。

  • 言語化が上手

  • 理路整然

  • 頭がよさそう

言われたことがある言葉たち。
1か月前の自分を想像すると、素直に受け取らないだろうなーと思う言葉です。
そうじゃない、そうじゃないことがしたいんだ。
そんな独りよがりな思いで突っぱねそうな気がします。
でも、別にそんなことしなくていいんですよね。
相手が受け取ったものに対して、自分が何か言う必要もないし、何を言えるわけでもないはずです。
自分の「とっておき」でも、「好き」でもなかったとしても、相手に光って見えたのなら、そのまま光らせておけばいいのです。

他者に応えること、リアクションがあることは喜びに繋がります。
そして、それは刺激物でもあります。
「好きなものは好き!」と言える気持ちを抱きしめていると、底なし沼へは引きづられないですよ。

「起きられない朝のための短歌入門」、贅沢な本です。
noteで「はじめに」を読むことができます。

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