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ホームサウナはあなたの故郷です~このご時世だからこそ思いをはせて~【サウナリーマン日記第26話】

日本最大のサウナ検索サイトと呼ばれる、
「サウナイキタイ」
筆者自身もそこでアカウント
を作り、各サウナ施設の簡易的な
記録をしている。

そこのプロフィールのコーナー。

「サウナイキタイ」よりスクリーンショット


「ホームサウナ」
と「好きなサウナ」の記入欄がある。

前者は1箇所だけ入力ができ、
後者は複数の施設の登録が可能である。

ただ好きなサウナはたくさん
入力できるが、ホームサウナは
ひとつに絞るということか。

ではホームサウナとは
どう定義づけたらいいのだろう。

とりあえず「よく行く好きな」
サウナを登録してみたが、
あらためて考えてみることにした。

そもそもホームサウナとは

とりあえずGoogle先生のお力をまず借りよう。
ホームサウナの定義とやらがあるのか。
大きく2つの意味合いのようだ。

①通称ホーム。サウナーが自らの「本拠地」としている、地元のこよなく愛するお気に入りサウナ施設。自宅内に作ったサウナ設備のことではない。
これで全てがわかる!サウナ用語集【サウナWiki】より
②個人住宅用の家庭で気軽に楽しめるコンパクトサイズのサウナ
コトバンクより

各サウナ施設の来訪情報を
入力できる「サウナイキタイ」では、
①の意味合いで使われていることは
明らかである。

なるほど各サウナーの記録を見ていると、
①の視点・意味合いで
ホームを記録していることがわかる。

キーワードは「地元」
「お気に入り」だけなのか

①の定義に沿うと、
地元(居住地から近所にある)ことと、
お気に入りの大好きな施設であると
いうことがポイントになる。

また「サウナイキタイ」では、
そのサウナーが同一の施設に
何回足を運んでいるかも
明らかになっているので
「どれだけ多く来訪しているか」
ということも要素としてもよさそうだ。

よく飲み屋の「行きつけ」みたいな
使い方だろうか。
みんなきっと思い思いの
ホームサウナの物語がきっとあるんだろう。
それはいずれもきっと尊いものだろう。

ホームサウナの過ごし方

①の定義を意識していたわけではないが、
書いたとおり筆者はある銭湯サウナ
を「ホーム」とした。


ありがたいことに
この「サウナリーマン日記」で
ご紹介したとおり、各有名施設に
訪れる機会もあり、
素晴らしい施設とも出会うことができた。

これらのお気に入りの施設とは
何が違うのだろうか。
そこは地元ではないが、
ずっと長年暮らしている街にある。

銭湯サウナなので、
対応いただくスタッフも顔なじみである。

当然通っている回数も多いから、
自分なりのその施設との
「物語」がある。

どんなに有名な施設に行ったとしても、
ここに帰ってくると
落ち着くそんなサウナ。
まるで故郷にある実家のようなもの。
そんなホームサウナの風情を
ひとりでに感じてしまう。

休日に超有名な施設に行き、大感動して
最寄り駅まで帰ってきたあと、

気がつくと夕方にはホームサウナに来ている。
そんなことを何度か経験している。

決してその日に行った施設が
物足りなかったわけではない。

ただ何か「ただいま」と心の中で言いたくなる。
それがホームサウナである。

もちろんサウナの楽しみ方は人それぞれ。
最低限のマナーさえ守っていれば、
水風呂との付き合い方も、
外気浴のタイミングも
みんな違ってみんないい。

有名施設を回るのもいいが、
ほーりーなりのホームサウナの
過ごし方をひとつ提案したい。

そのサウナで離れた実家や故郷の土地について
思いをはせてみるのはどうだろうか。

実家のこたつに入って、
のんびり過ごす自分を
イメージしながら、
家族や幼いころの思い出を振り返ってみる。
こんなご時世だから気軽に実家に帰るという
わけにはいかない人もいまだ少なくないだろう。

私も90歳を超える祖母がいるので、
実家に戻るのことをためらいがちである。

ホームサウナに入ったら、
そっと腰掛けて目を閉じるだけでいい。
そこにスマホが入る余地はない。
少しだけ聞こえてくるテレビの雑音を
受け流して。

今度実家に帰ったら、故郷の地を踏んだら、
誰に会ってどんな話をしようか。
忙しい日常をサウナの熱さでちょっぴり
かき消して思いをはせてみてはいかがだろうか。

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「サウナリーマン日記」は、
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