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【第4話】サウナリーマン日記「滝バケツシャワーの衝撃~両国湯屋江戸遊~」

サウナリーマンとしてのささやかな夢がある。

それはサウナで働くこと。

ただ決して熱波師や温浴施設の
スタッフになりたいのではない。

そうサウナでととのったあと
その施設のコワワーキング
スペースでがっつり働くことである。

ただし残念ながら、
テレビ会議があるので、もくもくと
作業が続けるように日でなければ、
現時点での実現は難しい。

いつか各サウナ施設にも、
JRがやっているようなステーション
ブースができる日がやってくるの
ではないかと思っている。

あとは現実的にはサウナのある
ビジネスホテルのデイユースと
いったところだが、なかなかコストがかかる。

しかしながら、
もくもくと作業をするワークを
するなら、絶好のサウナ施設が両国にある。

それが両国湯屋江戸湯である。

旧湯船を残し、改装して作ったとされる
ワーキングスペース、「湯work」

集中して仕事ができる環境で広々している。
電源も確保できる。
1日中ここで過ごしたくなる開放感がある。

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しかもかつてサウナだったスペースは改装して、予約制の小会議室になっている。うん、予約が取れないリスクがあるが、しっかり仕事ができるぞ。

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集中して仕事をするもよし、
一息サウナを後に仕事をするもよし、
会議をするもよし。

仕事&サウナ大好きなスーパーサウナリーマンに
とっては夢のような施設。

ぜひサウナエリートのみなさん。
フリーランスで稼いでいるサウナーのみなさん
この両国江戸遊をオススメしたい。

ただ筆者は
休日に来たこともあって、
ブログを書いたり、まったりして過ごした。

それでは肝心のサウナである。

3段がけのオートロウリュのある
フィンランド式サウナ。

テレビの野球中継の実況と
歓声だけが響いている。

しっかり汗を出し切る。
サウナ室のドアの設計も
外気が入りにくくなっている。
素晴らしい。

水風呂に行く前に身体を
軽く流すのがマナーだ。
江戸遊ではそれが簡単にできる。
しかもスマートにだ。

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それが滝シャワーだ。

この写真にもうつっている
鎖を引っ張るだけで
膨大な量の心地よい水圧が襲ってくる。

後ろに他のお客様が並んでいないときは、
この滝バケツシャワーを「おかわり」する。

いっぱいずつ身体に浴びる。

サウナで帯びた熱を一瞬で奪っていく。
水風呂がボディブローのように
じわじわきいてくる感じなら、
滝バケツシャワーは、右ストレート一発で
仕留められる感覚。

水風呂を通さずにこのまま
外気浴でもいいぐらいだ。
また江戸遊というだけあって、
どことなく落ち着いた
雰囲気のある佇まいが心地よい。


ただ最後に「失敗」をしてしまった。
サウナで流れていた、野球中継。
東京ドームの巨人対横浜戦。

9回裏の最後の攻撃で、横浜のリリーフ投手が
打ち込まれ、同点に。

「あぁーあ」思わず声がもれてしまった。
それから刺すような視線を感じた。

しまった。
ここは両国。
東京ドームとは目と鼻の先にあると言っていい。
巨人ファン多し。
逃げるようにサウナ室を出る羽目になった、
とほほ。

一瞬とはいえ、黙浴を徹底しよう。
そう思えた秋の終わり。

本日のサウナポイント
極上の滝バケツシャワーで熱を
開放し、ととのおう

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そして今日も私はサウナへ行きます。

※写真は施設の公式ホームページより
 引用させていただいております。

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