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【第9話】サウナリーマン日記「ストロングが欲しくて、冬」〜カプセルホテルレインボー本八幡店〜


普段酒を飲まない
友人が「ストロングゼロを
飲まないと眠れない夜がある」
と言っていた。

同じように
私もストロングなサウナを
浴びないと眠れない夜がある。

疲れた身体が望んでいるものに
従うこと。

これもひとつのリフレッシュの
ポイントなのだろうか。

さて、ストロングといえば…。
2つあるな、どっちに行こうか。

サウナ錦糸町と迷った末
こちらにしました。

最寄り駅から徒歩10秒という好立地。

カプセルホテルレインボー本八幡店に
やってきた。

受付でサウナ・スパ健康アドバイザーの
資格証を忘れたと気づく「失態」が
あったものの、無事に入場。

適度な混み具合でしたが、
施設側の「黙浴」の呼びかけが徹底されて
いて、快適でした。

はじめは中温の瞑想サウナで
蒸されました。

上野の「サウナセンター」のような
焚き火の動画をひたすら眺め、
リセットしました。

そしてたどり着いた、
高温のストロングサウナ。

はじめは気がつきませんでした。
それは奥のほうに腰掛けていたから。

こちらは入り口
手前の方にサウナストーブが
あるため、入り口のほうが断然熱い。

元プロ野球選手の金本知憲や
新井貴浩が行ったという
高さ3メートル、
500度に迫る火柱前で、
お経を叫び続ける護摩行の修行
をしているような感覚。

もちろんサウナでは叫んでませんが(笑)

ただ出た後の解放感がたまりません。
ぜひみなさんもあの
感覚を味わっていただきたいです。

出た後はホッピーをいただき、
リフレッシュ。

男性専用✖︎サウナ✖︎休日。
この3つのシチュエーションが
揃うと、疲れ果てた傷ついたオッサン、
じゃなかった戦士たちが癒されに
きていることが分かります。

わたしも含め、ほとんどのお客様が
「ぼっち」でした。

思い思いにそれぞれの戦士たちが
傷を癒していました。

ここまで読んで、岩崎宏美さん
「聖母たちのララバイ」を
イメージした方はきっと
私と友達になれます。

そして今日も私はサウナに
行きます。

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