【第8話】サウナリーマン日記「にゃんこ先生に会いにいってきた」~極楽湯 和光店〜
バスを乗り継いでまでサウナに行く。
1年前じゃ考えられなかった。
個人的に好きなアニメが
コラボをしているということも
あり、思いっきりロードサイドの
施設に送迎バスをフル
活用し、おじゃましたのである。
マーケティングの観点からも、
このようにコラボして「行く口実」を
作ってくれるのは
ありがたい。
どこに行こうか、あそこもいいね。
候補が複数浮かんでは消えていく。
それは行く決めてがないからである。
最後に背中を押してくれるこういったコラボ
キャンペーンはぜひどんどんやってほしい。
実際、行ってみるとかなり力
を入れているようだった。
肝心のお風呂はとても広々としていた。
入浴のみの料金設定が非常にリーズナブルになっており、地元の常連客で
とても賑わっていた。
こんな地域に溶け込んでいる
施設の風景。
なんかごちゃごちゃ
混み合っている都会の施設
の雰囲気とは一線を画していて
それはそれで心地よい。
サウナは遠赤外線のタワーサウナ。
人がいっぱいだったものの、
みなさんマナーが守られていて
居心地がよい。見知らぬ人同士が
テレビを見ながら目線を合わせて
笑っている風景も珍しかった。
そこは精神と時の部屋?
さて、本日のポイントはこの薪風呂である。
いわゆるスチームサウナの
ことかとおもいきや、熱気風呂と
呼ばれているらしい。
50度前後のスペースに塩が置かれている。
確かにスチームサウナと違って
蒸気の息苦しさもなく、人もいない。
全身に塩をまぶし、目を閉じる。
風呂場では館内放送がとても
にぎやかに流れていたが、
ここでは完全に遮断されている。
神聖な雰囲気が邪念を振り払い、
限りなくフラットな
自分に変えていく。
これこそマインドフルネスというやつだろうか。
サウナに行くまでは日常。
サウナに入ることは、
日常をリセットすること。
わずか10分で自分が一気に
生まれ変わったかのような
感覚を覚えた。
昔、ドラゴンボールという
アニメで「精神と時の部屋」というの
があった。
その部屋に入ると1年の時間が外界では、
たった1日になっているという。
1年はおおげさだが、長時間「無」の
時間に自分を浸したような
感覚があった。
10分しか入っていない、
薪風呂でそんな感覚を実感できるとは。
みなさんもぜひ体験していただきたい。
そしてにゃんこ先生、ありがとう。
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そして今日も私はサウナへ行きます。
※写真の一部は施設の公式ホームページより
引用させていただいております。
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