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羞恥心を持って生きよう~炎上論 これからのコミュニケーションと生き方【リーディング・ハイvol.22】

「おじさん」という言葉に
最近敏感になりました。

決して若く見られたいとは思わない
ですし、歳をとることを恐れている
わけでもありません。

ただ「おじさん」と呼ばれる年齢
に達したがために残念な言動や
相手を不快にはさせたくない。
ある程度のTPOをわきまえた言動が
できるおじさんでありたいと思っています。

そんな時に手に取った本が
こちら。

炎上論 これからのコミュニケーションと生き方 GOTCHA!新書 (アルク ソクデジBOOKS) 


「リーディング・ハイ」とは、
「ランナーズ・ハイ」を
ヒントにした造語です。

長時間走りつづけることにより、
ランナーが多幸感や高揚感を覚えるように、
読書を継続して、ポジティブな感情や
成長につながる実感を得ている状態

いいます。

そんな実感をnoteでご紹介する企画。

では引用からいってみましょう。

【引用その1】おじさんの境界線

年齢を重ねたからと言って、自動的に「おばさん」や「おじさん」になるわけではないし、外見だけ で「おばさん」や「おじさん」と決めつけられるわけでもない。 むしろ、コミュニケーションにおいて「おばさん」化、「おじさん」化する人がいる。このことは、大いに自戒しなければならない。何よりも恐ろしいことだ。

年齢に関わらず、周りが見えている人
とそうじゃない人がいます。
厚顔無恥に自分の思っていることを
ダイレクトに言ってしまう。
前提や自分の立ち位置や
相手のことを考えずに、
思ったことをそのまま
口にしてしまう。

「おれ、空気を読まないタイプだから」
そう嘘ぶいてごまかす人も
いますが、これとはニュアンスが異なります。

ただそこには「おじさん」
と「おばさん」がいるだけなのです。

【引用その2】頭が固くなってしまったおじさんの末路

自分の意見に対して相手がどのように感じているか、どんな意見を持っているかを気にせずに、とにかく自分の方が正しい、相手の言うことなど聞く必要がない、という態度が出始めてしまうと、その人は「おじさん」である。

「頑固じじい」という言葉に代表されるように、年齢を経てくると自分自身の価値観は
凝り固まってきます。
そして他者の意見を受け入れることが、
ときには今までの自分の考え方を
否定することにも繋がりかねないので、
つらいこともあるのでしょう。

ただ自分の思い込みを押し通そうとすることは、周囲への信頼を大きく
失墜させることになります。
それに気づいていない人が非常に多い。

しかしそこはぐっとこらえて、
フラットな目線でコミュニケーション
を図ろうとする姿勢が極めて重要ですね。

【引用その3】鏡にむき出しに映る自分と向き合うか

他人に何かを言う前に、その言葉が相手にどのように伝わるのか、それに対して相手はどう思うか、 あらかじめシミュレーションする。いわば、他人という「鏡」に映った自分の姿を考えることで、たとえ何か思いついても、言うべきことと言わないことをあらかじめ「仕分け」しなければならない。

リモートワークが増えてから、
朝にじっくり鏡を見るということを
しなくなった気がします。

「相手にどう見られているか」
「その発言の意図は伝わっているか」
自分自身の状況を絶えず客観的に
見る習慣をつける。

そこを見つめていかないと、
いつか厚かましい顔をした「おじさん」
化した自分自身が映ってしまうのかも
しれません。

40歳を過ぎたら、男は自分の顔に
責任を持てといいますが、そういうことも
あるのかもしれません。

本日のリーディング・ハイ

仕事のプロジェクトのチームで
年長者になることも増えてきました。

自身がリーダーシップを発揮して、
主体的に動こうとすることは
いいことなのですが、
「自分が自分が」という正しさの思い込みは
気をつけなければなりません。

イタイ老害おじさんには
なりたくないものですね。


最後にお知らせ


今回のリーディング・ハイは
いかがだったでしょうか。

少しでも参考になった方は、
スキ、フォロー、コメントお待ちしています。

またリーディング・ハイで取り上げた本は、
私が参加しているコミュニティのビジョナリー読書クラブの読書会にて発表しています。

「ビジョナリー読書会」とは、本というツールを使ったコミュニケーションを通じて思考を深め、視野を広め視座を変え、気づきから行動に繋げるための読書会のこと。

私は、読書のアウトプットの場として、
活用させて頂いています。
本を読みっぱなしにしている方は、
ぜひ一度ご参加ください。お待ちしております。


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