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地方でスタートアップではない零細企業を創業して、3年が経過しました|2024年に向けた振り返り

こんにちは。
中小・ベンチャー企業の情報発信とウェブ活用を支援しているネクストメディアの坂上です。

タイトルの通り、コロナ状況下の高知県で、ネクストメディアという小さな会社をつくって、3 年が経過しました。

会社設立は 2020 年 12 月末、業務開始は 2021 年 4 月からなので、正確には "もうちょいで 3 年" なのかもしれませんが、ざっくり 3 年、3 期目を終えたところなので、振り返りを兼ねてメモを残しておきたいと思います。

地方で働く方や、独立を考えている方の参考になれば嬉しく思います。


創業から採用まで / 会社員時代に経験しなかった 9 つの「初めて」

僕は会社員として、事業会社のマーケティング担当、ウェブ制作会社、広告代理店の 3 つの立場を経験しました。

キャリアを通じて、主なクライアントである地方中小企業のマーケティング課題を、これまでとは少し違うアプローチで解決できないか?
そのためには、既存のウェブ制作会社や広告代理店の業態に縛られないチームが必要ではないか?。

そんな想いが強くなり、独立に踏み切ったのがネクストメディアという小さな会社の出発点です。

スマートなデザインのウェブサイトや、かっこいいキャッチコピーの広告を無駄だとは言いませんが、認知度が低い中小企業が今の時代に事業を伸ばしていくためには、「組織の情報発信」と「ウェブの活用」に "組織として" 取り組む必要があると考えています。

  • 組織の情報発信:自社の "特長" を経営陣や広報・マーケティング担当者が自覚し、社内外に言語化して発信し、有効性を検証して改善していく体制づくり

  • ウェブの活用:組織としてウェブサイトやウェブ広告、SNS、各種SaaSなどウェブテクノロジーを活用できるようになること

とはいえ、これは単なる「思想」しかなく、僕が「具体的な何か」をクライアント企業さんに提供するためには、それを行うチーム=会社をつくる必要がありました。当然ながら、会社など作ったこともなく、大きな資金もなく、人脈もなく、スタートアップのように数年で大きくスケールするような戦略もない。それでも、小さな会社をつくって漕ぎ出すために、やったことのない 9 つのことを経験し、おかげさまで何とか 3 年が経過し、会社は続いています。

では「初めて」を 9 つ、順番に振り返っていきます。

1. 事業計画書をつくった

会社の登記前に、創業から 5 年先までの事業予想とプランを資料に落とし込みました。これは、創業資金を借りるためと、事務所に入居するために必要だったので、つくりました。

ちなみに、会社スタートの前日まで会社員として働いていたので、基本は平日の早朝と夜、土日祝日を使って作っていました。
大変だったような気もしますが、「独立して本当にやっていけるのか?」という不安と対峙するためにもひたすら考えたり、情報を集めたり、それを見える化しようとしていたんだと思います。

自分自身はもちろん、一緒に創業した田島さんが「これなら何とかなるかも」と思える状態がつくりたかった(とはいえ、彼はだいたいいつもあっけらかんとして「いけますよ!」というスタンスなのですが…)。

スライド資料 49 ページの『会社案内』と、サービス別の売上推移と資金繰りなどを記載した Excel 資料『事業計画書』を作成。
会社案内は、スタートアップ企業のカルチャー・デッキが SpeakerDeck に大量にあるので、いいなと思った企業を 4, 5 社を参考に作りました(皆さま、ありがとうございます)。

事業計画書は、ネット上にあるフォーマットはイマイチ情報量が少なすぎて、作っても不安が払拭できるほどイメージがつかなかったため、いくつか書籍を読み漁って独自に作成。

不思議なことに、当時掲げた 1 - 3 期目までの数字目標がほぼピタリ賞。
目標立てるって大事。

2. お金を借りた

日本政策金融公庫さんに創業融資をお願いしました。
1.の『会社案内』『事業計画書』を印刷すると、絵本くらいの厚さになって、ホッチキスで閉じられたかったので、穴を開けて紐で結びました。
その絵本を使って、緊張しながら担当者さんに説明しました。

担当者さんからは「こんなに作り込まれた計画書は初めて見ました。すごいですね」と、評価をいただいたのですが、

「この計画なら、そこまで融資しなくても大丈夫じゃないですか?」

と逆に言われてしまい、めちゃくちゃ焦ったのを覚えています。

事業計画書に、P/L とキャッシュフローの目標、楽観的予測、悲観的予測の 3 パターンのシミュレーションを記載していたので、

「コロナの状況もあり、周囲の同業者も売上が落ちているところも少なくありません。悲観的シナリオを下回る可能性もゼロではないので、リスクを減らしたい」

といった話をして、何とか 800 万円融資していただけることになりました。

3. 資本金を振り込んだ

僕は社会人 1 年目の東京生活から、高知に U ターンして独立するまでの期間、自家用車を持たずに電車&徒歩通勤をしていました。
車も買わなければ、お金を使う趣味もなく、100万を超えるお金を使ったことはなかったため、資本金を振り込むときは震えました。

でも、会社の口座を作って、資本金が記載された通帳を見たときに、再度「もう進むしかない」と腹をくくれたようにも思います。

資本金の半分以上は、自分の貯金から支払い、残りは共同創業者の田島さんと、会社員時代にお世話になった業界の先輩が出してくださることに。

本当に、この方には会社員時代から期待と応援の言葉をいただきまくりで、頭が上がりません。

ちなみに会社員時代の給料水準は、新卒で入社した上場企業の水準に届くことはありませんでした。これが地方中小企業の現実。

長くなりそうなのでここでは書きませんが、結果的にはこれで良かったと思っています。

4. 車を買った

生活は仕事中心、車を持たないのんびり生活を満喫していた僕ですが、地方(高知)で独立するとなると、車がないと打ち合わせにも行けません

新車を買う余裕もないので、中古車かな〜と思っていた矢先、なんとランチを食べに行ったパスタ屋さんの駐車場で、知人の知人が「車を譲る人を探している」とのこと。

特に車種のこだわりもなかったので、「ぜひ」と答え、そのままパスタ屋さんの駐車場で TANTO をゲット

走行距離が結構行っていたので、その後、FIT に乗り換えたのですが、このFITも、知人の経営者さんが格安で譲っていただきました。(わらしべ長者か

ということで、車を「もらった」という表現のほうが近いかもしれません。

当時はよく「なんで高知に住んでいて車持ってないの?」と言われましたが、会社員時代は仕事は社用車を使っていたし、土日にどこか行きたいときは JR や飛行機を使っていたので、特に不便だと感じていませんでした。

実際、電車の中では本が読めるし、徒歩通勤だと一日 1 万歩は歩ける&Podcast が聞けるので、これはこれで日々のインプットが増えてよかったと思っています。

専門学校さんのクライアントもいたので、電車の中で中高生がどんな会話しているのか聞けたりするのも、地元の学生の行動や状況を知るのに一役買っていたりもします。

5. 税理士さんと契約した

僕たちの仕事は BtoB で、取引先も徐々に増えていく想定だったので、会計ツールとして freee を導入して、経理は自分たちでやることにしてました。
ただ、税務に関しては素人なので、間違いがあって会社の評価に × がつくのは NG だと判断して、最初から税理士さんに入ってもらうことにしました。

ちなみに 2 期目に正社員の採用を検討する際、労務士さんも何件かあたったのですが、イマイチ「この人!」という方に当たらず、3 ヶ月だけスポットでアドバイスしてもらえるオンラインサービスを利用しました。
これは、めちゃ良かった。

6. 財務三表を本気で見るようになった

会社員時代は、営業部の売上高、原価、売上総利益は会社に共有されており、小さな部門を任されていたのでマネジャーとして自部門が人件費ベースで収益が確保できているのかは把握していたのですが、P/L を全体的に見て判断するのは初めてでした。

1, 2 年目は目の前の仕事をプレイヤーとして回すのに精一杯で、数字はトータル黒字か赤字か、キャッシュフロー(資金繰り)が大丈夫か、くらいしか見えてなかったと思います。

ただ、財務諸表ってやっぱり実際の事業活動と連動しているので、3 年目くらいから数字と感覚が繋がってきて、財務指標に影響があるのは、どんなサービスをどのように組み合わせた結果か、財務体質を改善するにはどんな指標を参考値として見るべきか?が、肌感覚として分かってきたように思います。

U ターンした際に、日商簿記 2 級を取得していたことと、結局受験はしませんでしたが、中小企業診断士の資格を取るための教室や書籍を買ったりして、経理・財務の基礎の基礎くらいは頭に入っていたのは結構役に立ちました。

7. 人を雇用した

2 期目に入って、新メンバーを迎え入れるために、採用ページを制作。

結果だけ書くと、ランディングページ  1  ページと、インスタグラム広告を4,000円だけ打って、8 名の方がカジュアル面談に来てくださり、2 名の方が入社してくれました。

2 名で創業した地方零細企業としては、うまくいったのではないかと思いますが、実際は「今の状態の会社に入社してくれる人なんて、この世界に存在するのか」「もし採用がうまくいかず、お互いに馬が合わない人が入ってしまったらどうしよう」といった不安が渦巻いていた気がします。

ここでは、クライアント企業さんの採用マーケティングをお手伝いしたり、会社員時代に自社の採用のための合同説明会でプレゼンしたり、あるいは東京時代に、新入社員の研修担当を経験したことなどが役に立ちました。

8. ミッション・ビジョン・バリューを定めた

会社のアイデンティティとして、ロゴマークや社名は創業者の思いが入る部分かと思いますが、僕たちの場合は、前職の会長さんが「ネクストメディア」という社名の案を出してくださったので、その名前をそのまま使っています。

実は別案を考えてもいたのですが、社員が同業界で独立するにあたり、競合する面もある中で、社名をつけてくださったことには感謝ですし、地方の狭い商圏で、仕事をしていく上では縁や恩は大事にすべきだと思いました。

そこでアイデンティティの拠り所として、社名をどう意味づけするか?と、社名とも違和感ないミッション・ビジョンが必要と思いました。

MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)は、創業直後に作るべきではない、という話を経営者さんのブログや書籍で読んで知っていましたが、独立して仕事をするに当たり「判断の軸」となるもの、「言葉のお守り」としてのミッションは重要だと考え、ランチミーティングで議論を重ねながら、創業初期から策定、オフィスにも掲示するようにしました。

バリューについては創業時 3 つだったものを、採用活動を開始するにあたり更に掘り下げ、追加改定を行って 7 つにまとめたほか、行動指針として「何が推奨される行動で、なぜそれが必要なのか?(Do / Don't)」を A4 10枚ほどの文書としてまとめ、採用面接でも活用するようにしました。

9. 人材要件を言語化した

採用には、かなり慎重になっていたので、Google の構造化面接も参考にしながら、一次 / 2次面接の質問項目とその項目が必要な理由、10 項目に渡る判断基準を言語化。

文書にするプロセスの中で、自分たちの仕事における価値観の確認や、ビジネスパーソンあるいはプロとして何を重視しているのか、自分たちの現状を省みることにもつながり、やってよかったと思っています。

独立して変化したこと

1. クライアント企業さんとの関係

高知県で 3 社を経験しましたが、3 社とも職能 / 役割としてはウェブサイト制作やデジタルマーケティング支援を行っている点は同じです。
それなのに、独立後は明らかにクライアント企業さんとの関係性や、ご依頼いただく内容は変わった微妙に変化した気がします。

自分自身がフロントに立っていることが影響しているのか、個人のキャラクターが法人にも一定反映されて、"性格の相性" みたいなものが影響して所属コミュニティ的なものが変わったのか…?

シンプルに仕事内容(お客さまの課題と、自分たちが提供するサービス)が前職よりも組織に踏み込んだものだから…?

いつか落ち着いて研究してみたいくらい、違うなぁと感じます。

そして「引き寄せの法則」みたいな引力が確かに存在するんじゃないか。この感覚が強くなりました。広告代理店時代にやりたかったクライアント企業さんにとって、同じ目標・目線で隣にいる "最も親(ちか)しい第三者" に近づけている気がします。

一緒に同じ方向・目標を向いて、仕事ができるクライアントさん、パートナーさん、そしてメンバーに感謝です。

2. ノウハウ本より、他社のストーリー

インプットする情報にも変化がありました。
社会人になってからたくさんのビジネス書を読んできましたが、いわゆるノウハウ本というか、知識やテクニックが書かれたものが多かった気がします。

ウェブの世界で仕事をする以上は、直近大きく変わったアクセス解析ツールGA4 の最新機能や、デザイントレンドなどにもアンテナを立てておく必要があるのですが、知識やノウハウを「どう自社に実装するか?」のほうがより重要だと感じる場面が増えました。

今の時代、様々なスタートアップの創業から拡大期の各ステップで様々なハードシングスを乗り越えたストーリーを、当事者から一次情報として教えてもらうことができます。

同じ時代を生きるたくさんの師匠から、具体的なケーススタディで教えてもらえる。

この環境には本当に感謝ですし、地方の中小企業も学ぶ姿勢があれば、いくらでも学べるとと思います。

3. がむしゃらに働くだけじゃダメ

新卒の頃から、割とワーカホリックに濃密に働いてきた自覚がありますが、独立すると「どこで仕事するか」「何を仕事とするか」の選択権と責任が自分にあることを、良くも悪くも自覚することになりました。

「仕事が趣味です」と言って、好きな仕事をしていることを言い訳にして、仕事に没入するのは簡単ですが、同じ船に乗ってくれているメンバーの生活や未来、可能性にかけてくれているクライアントさんがいることも考えると、みんながハッピーになるような構造、エコシステムのようなものをどうデザインして、現実に実装していくか?が重要だと感じます。

答えが与えられるわけではなく、これに関しては毎日のように考えていますが、藻掻きながら模索していく必要があると思っています。

個人的には「圧倒的に時間と集中力を投下する」ことで分かるもの、身につくものもあると信じていて、創業 1, 2年目はそれも必要だったと思いますが、3 年経って、それだけでもダメだなと考えるようになりました。

ネクストメディアのバリューズの 4 つ目に「DO OUR BEST|チームとしてベストを尽くそう」というものがあります。
自分一人のパフォーマンスの最大化を考えるのではなく、チームとしての発揮能力・提供価値を最大化しよう、という考え方です。

自分が他の人よりたくさん時間をかければいい、という状態はもう限界が見えています。どうすればチームとして、顧客と社会への貢献価値を最大化できるのか。今年からはよりここを考えたいと思います。

変わらないこと、強化されたこと

1. 共同創業者の存在への感謝と信頼

ネクストメディアは、ウェブ制作会社で出会い、広告代理店に一緒に転職をしたエンジニアの田島さんと創業しました。

「二人以上で創業すると、途中でケンカ別れする」みたいな話もよく聞くのですが、僕たちのコンビは、しばしば激論はするものの、今まで感情的にぶつかるようなことなく、助け合えていると感じます。

田島さんは、小さな娘さんが二人いる中で、"笹舟" レベルの小さな船で、コロナ状況下の創業という "嵐の海" に漕ぎ出すことを決断してくれました。子育てとの両立は大変そうですが、「嫌だ」とか「ツラい」という発言を聞いたことは一度もありません(むしろ僕のほうが弱音を吐くことがある…)。

いつも同じ熱量で仕事に向き合ってくれる田島さんに改めて感謝しています。

創業間もない頃、土日も働いている状態の僕を見て、「休みの日は子どもの相手で仕事を手伝えないから、ほかで時間を作らないと」と、平日はお子さんが起き出す前に "朝活" をスタート。
なんというか僕自身は "孤独に戦ってる感" がなくて助かりました。(本当はちゃんと休めて、それでも仕事が回るほうがいいんですけどね)
いろんな会社の共同創業者の別れ話?を聞くと、"片方だけ頑張ってる感" がチームに漂ってしまうのは良くないみたいですね。

感情的にブレないタフなメンタルを持つが、日本語の読み書きが苦手なエンジニア。(なぜこの人が、日本語間違えまくるのに、プログラムはきちんと書けるのか?は世界七不思議の一つに入ると思う)

ほんとに世界で一番信頼できる男だぜ。

お互い、できることとできないことが極端なデコボココンビですが、これからもよろしくお願いいたします。

2. 中小企業の経営者さんや地方で就職した若手に対する解像度

資金繰りや雇用、市場の変化、インナーコミュニケーション、そして世界的パンデミックや、国家間の衝突、自然災害…など「不安」を掻き立てるような空気が漂う中で、リーダーシップを発揮することが求められる経営者や事業責任者の皆さん。

可能性は無限大、選択肢も多数ある中で、敢えて統計上は "衰退" する地方において、地元企業への就職を決め、学生と社会人とのギャップと地方企業ならではの課題が絡み合う環境で、自分に何ができるのか悩みながら日々奮闘している若手社員の皆さん。

それぞれ事情や課題は異なりますが、勝手に同志だと思ってます。
がんばろう。

3. 地方の課題はどこも共通点がある。"課題先進県"で答えを探れ。

2018年頃から、セミナーへの登壇を依頼してもらうことが増えました。地方セミナーでお話をさせていただく中で、

「うちの地域でも同様の課題があります。すごく参考になります」

「高知でもできるなら、私たちの地域でもできる、中小企業でもやれるんだって勇気をもらえました」

「高知でもできるなら…」って、ちょっと失礼じゃないですか?笑

…というのは冗談で、課題が山積みの中で見つけた光こそが、同じ環境で悪戦苦闘している人たちの役に立てるんじゃないかと、僕自身も勇気をもらっています。

ヤマップ代表の春山さんが、ある Podcast で「世界中に行けるようになって、"横" にはベンチャーが目指すべき "未開の地" はなくなった。これからのベンチャー(冒険)は、その土地や風土に根ざして "縦に深く掘る" ところにある」といった趣旨のことを仰っていて、すごく共感しました。

※うろ覚えなので、僕の解釈が入り込んで、言葉の使い方など間違っているかもしれません。ご了承ください。

コロナ状況下でリモートワークが進み、僕の周囲でも東京の会社にリモートで就職する若手の方も増えました。
スキルを発揮して仕事することも、情報交換も、リモートで十分できると思うし、「暮らし」と「仕事」を分割できる世界になりました。

だけど…
まだちょっと違和感があるんですよね。
まだちょっと今のデジタルテクノロジーだけでは、触れることができない領域がある気がしてるんです。

リモートワークでは「その地に根ざして、その地の生活や風土・文化と一体化した産業」を担うには、何かがちょっと足りない。

天空の城ラピュタのヒロイン、シータのセリフ「土から離れては生きられないのよ」なイメージでしょうか

デジタルテクノロジーもフルに活用しながら、地域の産業が進むべき "未開の地" はどこにあるのか?
地に足をつけて、"縦に深く掘る" 探索=ベンチャーに、もう少し挑戦してみたいと思っています。

おわりに


えーと、創業から今までの起こった出来事を時系列に並べながら振り返りをしてみようと書き始めたのですが、意図せず、気づきを羅列したような内容になってしまいました。

まぁ、創業前に作った妄想ベースの事業計画は、4 期目が始まる新年 1 発目のミーティングで見直しをかけたので、これはこれで良いのかもしれません。

最後に。
困難にぶつかったときは、独立した理由、いまの仕事をしている理由、人生の意義について考えます。

それぞれいくつもありますが、共通しているのは「世界をもっと知りたい」「自分の内面の変化を通じて、"人間" をもっと知りたい」みたいなところだと思うので、地方の小さな会社で、この 1 年も頑張ってみたいと思います!

今年は、同じように地方で頑張っている人たちとの意見交換がもっとできるといいなぁ。(よろしくお願いします!)

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