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【できる人ほど使っている】アサーションスキルを上手く使おう!195日目


◇アサーションスキル


「相手に物事を伝えたいけども、どう伝えれば良いのかわからない、、」

そんな方はきっと多いのでは無いでしょうか。


もしくは、

「伝えたいことを伝えたのに、上手く伝わっていないのでは??」

と疑念に感じられている方も。


こういった悩みを持っている方の多くにおすすめの心理的思考法を紹介したいと思います。


その名も、


アサーションスキル


初めて聞いた!という方も多いかと思いますので、このアサーションスキルがどのようなものかをまず簡単にお話ししますね。


「アサーション(assertion)」とは、「自己主張」という意味の単語で、相手と対等な立場に立って自己主張をするためのコミュニケーションスキルのことです。


ポイントは相手と対等な立場で自己主張をする。という事です。


上から一方的に話すのではなく、気を遣って言いたいことを我慢するのでもなく。


自他共にwin-winをゴールとしたコミュニケーションの事を表します。


◇アサーションの活用法


例えば、人に物事を頼みたい時、一方的に

「これやって!」

というようにいうのではなく、対等な関係になるように頼み事をしてみましょう。


例えば、

「急用が入って、これをお願いしたいんだけどどうだろう?もちろん、あなたが困ったら今度はいつでも頼んでくれても良いので。」


こちらのように、頼む理由と、対等な条件となるように、見返りをしっかり伝えます。


そして、一番のポイントはYESかNOの判断を相手ができるようにする事です。


YESであれば、感謝を伝え、NOであれば代案を示したり、他の人に頼む。


これらのことが重要になります。



結果はどちらにせよ、頼む側は「頼みたい」という意思を伝えられますし、頼まれた側も自分の意思で決定することが出来ますよね。


自分の伝えたいことは、あくまで自分自身の欲ですので、相手に押し付ける権利はありません。


だからこそ、一方的にではなく、対等な形でお話をして、結果win-winなやりとりをすることが大切です。



◇様々な場面に活用できるアサーションスキル



以前、高校へメンタルヘルス授業を行った際に、今回のテーマでもあるアサーションスキルの講義と、ワークショップを行ったことがあります。


高校生たちも、普段なら何気なく会話している同級生や友人に対しても、必死に頭を使って取り組んでくれていました。


その後のアンケートを確認すると、非常に役に立ったという意見をたくさんもらうことができました。


学生たちの様に、友人間は対等ですから、より良い関係性を構築するためにも役立てることもできるでしょう。


ただ、私としては、ご家族関係、親子関係や職場における人間関係こそ応用していただきたいなと思っています。


教育や仕事の現場だと、どうしても年齢や経歴、立場が上の人が相手へ

「○○しなさい!」
「○○やっておいて」
「君は○○だから」

というようなコミュニケーションが非常に多くなるかと思います。


上記のようなコミュニケーションが悪いとは一切言いませんが、これでは言われている側が自分の意見を主張しづらくなるケースが多くなり、不適切な行為や結果を誘発しやすくなってしまいます。


相手の主体性を促したり、育てる環境にある家庭や職場、教育現場でこそアサーションスキルを応用し、それぞれの主体性を成長させることに繋がります。


だからこそ、様々な場面でアサーションスキルを活用していただきたいと思っています。



◇最後に        



これまで、様々な方や組織と関わってきましたが、この人できるな!というほど、アサーションスキルを上手く使っているなー。と思います。


というのも、自分の考えや行動は絶対ではないという考えはもちろんの事、相手に対するリスペクトがしっかりある方だからこそ、スキルの活用ができているんだと思います。


上手く活かせるか不安な方は、意識するだけでも問題ありませんので、ぜひともご活用下さい。


ちなみにですが、このアサーションスキル。家庭や仕事でのお話をメインでしてきましたが、恋愛においても活用が可能ですので、今絶賛恋愛中!という方もご活用くださいね。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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