日本の農業には飴が必要だ!
日本の農業界にも飴(ご褒美)がいるのではないか?
昔、私がいたオーストラリアではワーホリビザで一定期間農業をすると
ボーナスとして追加で一年滞在することができる(今は追加で2年?)
このボーナス、飴、ご褒美欲しさにワーホリで行く多くの多国籍な若者が農作業にオーストラリアでは従事している。
そういうきっかけで
多くの若者が農業を始め、
あるものはキツイ、もう無理と諦めて去り、
あるものは最低期間は頑張ろうと、最低ラインまではやりきり、
あるものは意外と性に合うと、ハマってしまい、
あるものはお金が稼げるぞと、長期間我慢して頑張り、
あるものは極めてプロフェッショナルになり、
あるものは現地の人とくっついて永住したり、
あるものはオーストラリアンドリームを掴んだり、
あるものの農業への価値観が劇的に変わることも、
同じモチベーション、飴を欲しさに始めた者たちが
色んな道を辿っていく。
きっかけなんて何でもいい。
むしろいつの間にかきっかけなんて忘れてしまっている。
ただ、そういうきっかけが日本にはない。
農業をやってみようというきっかけを。
もう一年滞在できるぞ!という飴のおかげでオーストラリアでは農作業の人員は十分に足り、農業界は回っていく。
ちなみに健全な職場にはワーホリの若者たちだけでなく現地の人達もいたりする。
この飴になるものが日本の農業界にはない。
一定期間頑張ったら得られる明確な何かでもあれば、
農業界に飛び込んでくる人も増えてくるのかなと思う。
飴というきっかけが欲しい。
その飴はお金ではない。
お金が欲しいだけなら、エアコン付きでもっと快適な職場を選ぶだろう。
この飴を探すことができれば、作ることができれば、
もっと農業界は賑やかになるんだろう。
飴は一体どこにある?
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