地方こそ未来のために発信が必要だ!
地方は人が少ない。
これは誰もが知る真実だ。人が少ない。情報が少ない。何が起きているかわからない。ああう
近年、巷に溢れているリモートワーカーやyoutuberなど都会に多いし、TVや雑誌の情報も主に大都市中心である。なぜなら編集者や会社が都会に集中しているから。地方ロケはお金もかかるし、頑張った所で興味を持つ人も少ない。新聞だと地方記事もあるが、それも誰かの目線で切り取った物であり、そこに住んでいる人の目線での切り取り方とは違う。
だから人気のない、人が興味を持ちにくそうな地方は自分達から情報を発信していくべきだと思う。
今、私は農業をやっているが主となる農地のとても近くに風力発電の風車が建とうとしている。農作物や農作業への影響が懸念されるので、農地からより遠い所への建設候補地の変更を求めている。なぜなら農地は私たちのオフィスであるからだ。仕事環境の安心を求めている。
ただ、こういう事実は知らない人が多いだろう。自分と関係のない土地の話など聞いた所で、そうだねと言って流されていくものだ。
流されてしまう話にはなるが、誰かが情報を提供しないと話題にもならない。誰かが話題という種を撒かないと議論のネタにもならない。
地方にも日々色んなことが起きている。色んなことが起きているが圧倒的に情報量が少ない。情報量が少ないと楽しく見えないし、興味関心が湧く人もいない。
地方に来た観光客目線で切り取られた世界は映えはするが、本当の地方の世界はずっとキラキラしている世界でもない。
リアルな地方の本質を捉えた世界はどこにあり、リアルな地方からの意見とは何なのだろうか。
自分達の住む街は自分達で何とかしないといけない。そのために発信する。誰も興味のない地方の小さな街の話かもしれないが、何もしないとただの歴史の影に埋もれるだけで、何百年もすると存在していない事と同じようなものになる。例えば戦国時代に織田信長と同じ年に生まれた九州地方の農民の人生など知るものがいるだろうか。間違いなくいないはずだ。
記録と記憶。発信することで残るものだ。こんな街のこんなとこにこんなことがあった。残すことでいつの時代か役に立つ人もいるかもしれない。
だから、だからこそ地方こそ未来のために発信するべきだ。自分達の人生を後世へ。地方の存在証明。よりよい生活のために。発信することで未来を変えて行こう。
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